2018年3月4日日曜日

でた~!これが噂の金箔太鼓!!??

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


一口に「和太鼓」と言っても

その形や、大きさ、種類は
実に様々なのです。


また、その地域しか使わないような
特殊な太鼓があったり、、、と

私達もまだまだ
知らない太鼓に出会う事が時々あります( ;∀;)


そんな、今回は、
名古屋の港区、稲荷社さんから

それこそ“噂”では聞いたことがあった、


「金箔」が貼られた太鼓!!??


が、修理でやってきたんです♬


こんな感じ↓↓





金箔が貼られていると言っても、

胴の外側に「装飾」として
使われているんじゃないんです( ;∀;)


外見はあくまでも、普通の太鼓!!



この、胴の中に

一面このように煌びやかな金箔が
貼られているんです!!





噂では、聞いたことがあったんですが


実際に、目にしたのは
初めてで驚きと感動です( ;∀;)


では、なぜ?

こういう事をするんでしょうか??


なんでもそうですが、
ここが大事ですね!


そこには、それをやる「理由」が必ず
あるってことです♬


この太鼓、

実は「囃子太鼓」と言って

一般的な盆踊りなんかで
使う太鼓とは違って、

驚くほど「高い音」で
使う事を目的とされた太鼓なんです♬


音と叩き方は、こんな感じです↓♬



ドンドン!

という太鼓の音じゃなくて、

もう「カンカン♬」ですよね!



より、「高い音」を追求する過程で

自然とまず「胴」のカタチが
普通の太鼓に比べて細くて長くなり、


そして、

さらに胴の中に金箔を貼ることで

「空気」の逃げ道を遮断して、

より高くて響く音を
追及されているんですね!


例えば、イメージしてください♬

扉がまったくない部屋の中で、

密閉された空間の中で、
太鼓をガンガン打ち鳴らす。


一方、

扉を解放してあげて、
空気の逃げ道を作って太鼓を叩く。



当然、前者の
密閉された空間の方が

中での共鳴は増すことになります。


その効果を「金箔」を貼ることで
作っているんですね♬


太鼓の「音」作りって
本当に面白いです。


そういえば、
最近「桶太鼓」も

「タガ」の本数で
音が違ってくることが

作り続けていくうちに
だんだんと分かってきたんです♬




これ、

左から6本タガ、4本タガ、2本タガ。


「タガ」の役割は、
胴をしっかりと締め付ける事です。


以前は、タガの本数が増えれば
胴の「強度」が増す♬

ぐらいにしか思ってなかったんですが、


さっきの金箔太鼓と同じで、


締めれば締めるほど、高くてクリアな音♬


逆に、タガの本数が少なくなると
低くて深みのある音♬


になる事が分かってきたんです(^^♪


そしたら、ある方から
「笛」もそうだよって!

教えてくださいました♬


笛も、「籐巻き」と言って
竹に巻いて作られているんですが


一般的な篠笛よりも、
高い音を要求される「龍笛」や「能管」は

確かに、「総巻き」と言って
この籐がたくさん巻いてあります♬



画像引用元:鬼っ鼓ショップ



そうやって考えると、


太鼓の「音」つくりも

「素材」だけじゃなくって

まだまだ様々な方法で
いろんな可能性があるんだなって(^^♪


ますます
ワクワクしてきました♬


まずは金箔太鼓
作ってみようかな(笑)


さて、今日もステキな一日を(^_-)-☆