2018年3月30日金曜日

みんなの「夢」が自分の「夢」!?

こんにちは、六代目彌市です!

今年の春は
例年より少し早めに訪れましたね〜♬

岡崎の桜も超満開で、

ここのところずっと晴天が
続いているので

桜の名所の岡崎公園周辺は
連日すごい人です!

今日は、スーパーフライデーで
いつもより1時間早く出社して

その分、1時間早く帰れる日なので
子供達と社員みんなで

私たちもお花見楽しんできます〜♪( ´▽`)



さて、

そんな今日のスーパーフラーデー
ミーティングの担当はひーくん!!




毎週金曜日の朝の時間を使って、

今までいろんな取り組みを
してきたんですが、


今まではどちらかと言うと、

社長の私が勉強してきたことを
一方的に社員に伝えるだけ。


もちろん、そのことには
とても大切な意味があると思ってますが、


「教育」とは、

教えて、育てる事だと
ある記事で学んだので


一方通行の教える事だけじゃなくて、

「育てる」事に
少し重きをおいた時間として


逆に、一人一人が「今」
感じている、

悩みだったり、

夢だったり、

仕事の事でもプライベートの事でも
なんでもいいから

テーマを持って
話してもらう♬

そんな時間になってます♬


そんな今日のテーマ担当
ひーくんは、

「最近できた僕の夢」


と言うタイトルで
話をしてくれました♬


もともと、
ひーくんと「太鼓」と出会いは、

母校である岐阜総合学園高校和太鼓部に
入ったところから♬


そして、

3年間真剣に太鼓部で
太鼓と向き合う中で、

和太鼓との関わりを
これで終わらせたくない!と、、

恩師の先生に相談し、

恩師の紹介で三浦太鼓店を
初めて知ったそうです。


ひーくんは、

幼い頃からずっと
絵を書く事とか、モノを作る事が大好きで


小学校3年生の時の作文に

自分の将来の「夢」として

すでに、

「木を扱う光のアート職人になる」

そう書いていたそうです♪( ´▽`)


だから幼い頃から、
ずっと思い描き続けてきた

木を扱う「職人」に
今なる事ができて、

自分の「夢」が叶ったんです♬

そう話してくれました。



そこからの彼の話が
面白かった。


幼い頃から描いた「夢」は叶った。


じゃあ、

実際に職人と言う夢が叶った今


21歳になって
新たな「夢」を見つけたいと思ってるんです♬


だから、まず三浦太鼓店の
みんながどんな「夢」を持っているのか?

聞いてみたいと、、、

ひーくんが提案してくれて、
みんなが「夢」を語り始めます(^^)



まず、たくちゃん「夢」


たくちゃんの夢は、

単に太鼓と言う「モノ」を
作る事だけじゃなくて、

もっと広い「文化」そのものを
作れる事が三浦太鼓店の魅力だと思うから

新しい時代の
「文化」を作りたい!!


そんな素晴らしい夢を
語ってくれました♬




しろちゃんの「夢」♬


しろちゃんは、

まずはマイホーム!!

そして、
60歳までに大型バイク免許を取って
ハーレーを乗り回し!

月3回は海に行く!!


そして、職人としては
今は「塗装」と言う

出来上がったモノに対しての
作業が役割だけど、

自分も「ゼロ」から1を
生み出せるような事を形にしたい!

そう話してくれました♬



続いてはカネゴン♬




カネゴンは、今

三浦太鼓店では桶太鼓や締め太鼓の
「皮」の縫い上げ作業を

やってもらってるのですが、

そんな彼の夢は、

太鼓の「音」作りとして
とても大切な自分の皮作りの作業を

全ての工程ができるようになって
「信頼」される職人になる事♬




そして、

演奏活動を通しても、
自分に期待してくれている

家族や地元の方々に元気を与えられる
存在になる事♬




そう語ってくれました(^^)


さて、

ラストは新人しゅんたまる!!




しゅんたまるの夢は、

彼は幼い頃から地域の祭り文化の中で
「和太鼓」に触れてきて、

ただ、

自分が大好きな「和太鼓」も

ごくごく一部の人にしか
「認知」されていない楽器だと

常々感じていて、

こんなに素晴らしい日本の楽器♬


それを、日本のみならず

世界中の人たちに魅力を伝え
認知されるようになる事が夢だと

語ってくれました♬



改めて、

今日はメンバーの「夢」について
語り合ったんですが♬


みんな、こんな素晴らしい夢を
持ってるんだ〜♬


こんな素敵な未来を
想い描いて、今ここに集ってるんだ、、、


それを聞く事ができて
とても嬉しかったし、

社長して、逆に背中を押された感じがしました。


そして、

そんな、みんなの話を聞いてて
私が最後に感じた自分自身の夢。


それは、

「みんなの夢を自分の夢にしたい」♬


という事。


私は、これまで
本当に幸せな事に


自分自身の想い描いた「夢」を
ことごとく形にさせてもらえて、


そこには多くの方がに
支えてもらったり、協力してもらったり

して夢が実現できたんです♬


だから、

今度はみんなが想い描いた素敵な「夢」を
叶えてあげる事を自分の「夢」にして、


一緒に素敵な未来が作れたらなって
そう思いました♪( ´▽`)



さぁ頑張ろう!

やれる事、まだまだ
たくさんありそうです♪( ´▽`)


今日も素敵な1日を^_−☆

2018年3月22日木曜日

太鼓作りは「感動」づくり♬

こんにちは、六代目彌市です(^^)

いよいよ、
昨日3月21日から


三浦太鼓店に
新しいメンバーが加わりました!!


齊藤竣太くん、
ニックネームは「しゅんたまる」です♪( ´▽`)



東京都、八王子市出身。

神奈川県相模原市にある
光明学園相模原高校和太鼓部出身の19歳!


カネゴンと同級生です♬


昨年、彼から
突然三浦太鼓店で働きたい、、、

そう連絡をもらって
その理由をたずねてみると、


太鼓の中でも特に
「桶太鼓」が好きで、

こんなにも楽しく美しい楽器が
日本にある事をいろんな方に知ってもらいたい、

触れてもらいたい
と三浦太鼓店さんにとても興味が湧き

太鼓を作るなら
ここしかない、、、

そう思ったからです。

と言ってくれました。



素直に嬉しかったですね♬


私たちが目指している
「太鼓」作りは、

人の心が動く「感動」作り♬

それを何より
信じて日々太鼓作りと向き合っています。


あぁ、19際の
若い彼にもそんな「感動」が
届いたんだなって、、、

嬉しかった。



そんな、しゅんたまる初日
一番最初の仕事はこれ!!



はい、試験です♪

試験といっても学力テストではありません♪( ´▽`)

ここまで育ててくれた、
「お母さん」へ感謝の手紙を書く事。

これが入社試験です^ ^

社会人になるって、
私もそうだったけど

中学から高校生になるのとは訳が違う。


まして、東京から親元離れて
一人暮らし。

彼にとって、お母さんにとっても
人生の大切な「節目」です♬


自分の夢を抱けるのも、

全ては、産み育ててくれた
ご両親あってこそなのです。


そういう一番大事な事を
忘れてしまって、

人に「感動」を届けられる
ようにはならないのです。


その後は、早速
初めてカンナを使った板削り!




初日の作業を終えて、

しゅんたまるの日記には
こう記されていました↓



「桶一つ作るにも、あんな大変だなんて、、、」


当然、

やってもらった作業は、
桶作りのほんの一部の工程。


その一部ですら
こんなに大変なんだ、、、


そう感じたんでしょうね♬


でも、

私は誤解を恐れず
言ってしまえば、


「桶作り」は誰でもできるんです。


技術や知識や道具、材料があれば
誰でもできるんです。


でも、

そこにどんな「想い」を抱き、

なぜ?それをやっているのか??



これを「理解」できない人には
本物を作る事はできません。


「本物」とは、
まさに最初にしゅんたまるが
感じてくれた、

言葉なくして人の心に届くもの、、、


これから、
少しずつその「感動」作りを教えて、

若い才能と共に、

今の時代に必要とされる
新しい文化を作って行きたいって
思っています♬

みなさん、
ニューフェイスしゅんたまるを
よろしくお願いいたします(^^)



2018年3月21日水曜日

なぜ?今それができているのか?

こんにちは、六代目彌市です♬

改めて昨日は白ちゃん生誕祭に
本当にたくさんの方々にご来場、

また多大なご支援をいただき
本当にありがとうございました!




ゼロとして、この地元岡崎での自主公演は

何と!?3年ぶり♪( ´▽`)

結婚や、出産、家庭に育児、、、

メンバーそれぞれが
時とともに「変化」する環境の中で、

昔のように単純に太鼓の活動だけに
に費やせる『時間』が取れなくなてしまって、、、

いつの間にかできない理由ばかりを並べ
なかなか前に進めませんでした。


そんな時、

メンバーと話し合っって
でた一つの「道」。


それは、
できない理由を探すんじゃなくて
できる理由を探して行こう!


今、なぜ?それができているのか???


活動の原点とも言えるような問いに
向き合ってみると、

当たり前すぎる答えが見えてきました。


私たちが「零」でいられる理由。


それは、
メンバーひとりひとりの存在が
いてくれるからこそなのです♬

同じ時代に生まれた奇跡。

同じ志を夢見る奇跡。


そんな日々私たちが当たり前として
通り過ぎてしまうような、

一番大切なことに改めて気付き、
『感謝』する時間をみなさんと

共有できたらなって思って舞台に
立っていました♬


しろちゃんにとっては、

「太鼓」と出会うキッカケになった
大切な母校の存在。




私たちがライブをやるって言ったら、

毎回、舞台メイクをしてくださる
メナード斎藤さんが、

女性陣をより美しくするために
駆けつけてくださったり、




「美しく」いられることは、
女性にとって何よりの自信につながるのです♬




手伝える事、ないですか??

と、自ら手を差し伸べてくださる
強力なスタッフの方々!




ライブをやるって言ったら、

遠くはるばる
県外からご来場くださる方々!!




映像撮りましょうか???

と、

毎回零ライブの
動画撮影をしてくださる石山さん!


必ず雨と分かっていても♪( ´▽`)
会場に足を運んでくださるたくさんのお客様。

まだまだご紹介しなければ
ならない方々たくさんいますが、

全ての方々ご紹介できず
申しわけありません(´Д` )



あ!

私にとって一番身近で
大切な存在は!

このお方↓


いつも、私の衣装は

決まった場所に
たたんだ状態で置いてある。


でも、

それって当たり前じゃなくて

ライブ直後も夜中12時を過ぎてるって
言うのに、

衣装がシワにならないようにって

すぐに洗ってくれる
嫁さんがいて(涙)



こういう事って、

当たり前じゃないよなって、、、、


いつも一番身近にある
こういう事にこそ最大限の感謝をする。


これだけは、

どれだけ「時」が経っても、

どれだけ自分たちの「環境」が
変わっても、


絶対に忘れてはいけない事ですね。


改めて、
その偉大さが身に沁みてきました。




また、

チョコッとライブvol.2
やります♪( ´▽`)


来年は結成15年目の節目♬


「太鼓」が人生と言っても
過言ではない私の人生。


受けたご恩を、
自分のできる事で世の中に
返していきます。

これからも応援よろしくお願いいたします!

本当にありがとうございました(^^)


2018年3月17日土曜日

僕らがずっとライブができなかった理由。

こんにちは、六代目彌市です(^^)


春の陽気の暖かな週末ですね〜♬
お出かけ日和だな〜♪( ´▽`)

みなさん週末楽しんでますか〜♬

私は、今日もお仕事です♪( ´▽`)


いよいよ来週から
東京から19歳の新入社員

斎藤くんがやってくるので!

そうすれば、2馬力!!

後継者を育てながら、
新しい可能性をさらに広げるべく

第一歩を踏み出します!
ご期待ください♬



さて、

そんな太鼓作りが
おかげさまで忙しさを増す日々の中、

私の唯一の楽しみといえば、
和太鼓零の演奏活動なのです♬

いよいよ
来週20日の火曜日夜


地元岡崎で久しぶりの
自主ライブやります〜♬

練習にも熱が入ってきました!



1年を通して、

零はおかげさまで様々な
イベントにお声かけいただいているので、


活動自体は忙しかったのですが、、、


いざ、

自主企画でライブをやろう!
とすると

これがここ最近めっきりと
「実行」できずにいました、、、、


地元岡崎の自主公演としては、

2015年の滝山寺ライブ以来
3年ぶりなのです♬


なぜ?

それまで私たち零が
毎年ずっと続けてきた

自主公演ができなくなってしまったのか、、、




答えは、カンタンです


自分たちで、「できない理由」を
あれこれと言うようになってしまったから、、、


・結婚してそれまで自由に使えていた時間が
 なくなってしまった、、、

・出産を期に、主力メンバーが抜けてしまって
 人数が揃わない、、、


できない理由を言い始めたら、

それまでできていた事が、一瞬で
できなくなりました。


でも、

今思うと、

最大の原因は、
「時間」とか「環境」の変化じゃなくって


私は「恐怖心」だったと思います。


やっぱり、人前に立って
一つの「舞台」を作り出したら、

それを見た人から必ず「評価」という
モノがついてきますよね♬


今までの自分たちは
精一杯、背伸びして

「評価」されたいがために

「実力」以上のモノを
魅せたいという「欲」がありました。


















これは、決して
悪いことじゃないし、


そういう「欲」があったからこそ、
今の自分たちの「成長」があります。


でも、


「実力」以上のモノを
生み出し続けることは、


本当に、気力も体力も精神力までも
奪ってくれるのです。


人から「評価」される「恐怖心」

これが、

私たち零が、
ライブができなかった最大の理由です。


そこで、
僕たちは考えました(^^)


どうしたら、
あの頃のようにライブができるのか!?




メンバーみんな結婚して、
家庭を持って、出産して、育児をしながらの活動、、、


当然、「環境」も使える「時間」にも
限りがあります。


そんな中でも、できる事はなんだろう?と、、、



そして、出た答えが

「ありのままの自分たち」を表現する事。



かっこつけたり、背伸びしたりするんじゃなくて


「今」の自分たちの
ありのままの姿をさらけ出す事♪( ´▽`)



と、言う事で「第一弾」


たまたま!

ミーティングをした3月が
メンバーしろちゃんの誕生日だったので♪


しろちゃんの「誕生日会ライブ」を
やろう♪( ´▽`)

という事になったのです(笑)




来年で零は活動15年を迎えるんですが、

これまでは、
一切振り返る事なく突っ走って来て


そうやって15年も
続けて来られたのは、


一人ひとりの存在、「出会い」が
あったからこそ♬


そういう事って、

長く続ければ続けるほど

当たり前の
空気のような存在になってしまって、


なぜ?

自分たちが活動できているのか?

という一番大事な事を
忘れてしまいガチ。


たまたま、今回は
「しろちゃん」という存在に
当てたメッセージですが、


これは、裏を返せば


いつも一番身近で、
自分の事を支えてくれる


家族だったり、

友達だったり、

親や先生、

亡くなってしまったご先祖様だったり



そういう「当たり前」と
思える環境に


最大限の「感謝」を忘れずに
いこうという私たちからのメッセージです。


だから、今回のスペシャルゲストは

しろちゃんが「和太鼓」と
出会うキッカケとなった、

しろちゃん母校後輩たち、

城西高校和太鼓部「彩輝」の
みなさんをスペシャルゲストとしてお招き!!




チケットは必要ありません♪( ´▽`)

しろちゃんへのプレゼントは
大歓迎です(笑)


今までのライブにあった
何かに追われるような「緊張感」は

今回全然なくて、

ありのままを表現できる事が
楽しみなのです♪


みなさん、

今までとは一味も二味も違う
零のライブを♬

ぜひ見に来てください!

あ!!
とうとう大型新人の
この方も、初舞台デビューです♪( ´▽`)


今日も素敵な1日を^_−☆


2018年3月16日金曜日

たくちゃんは一体何者か??

こんにちは、六代目彌市です(^^)

毎週金曜日の朝は
もはやすっかり習慣として

三浦太鼓店に根付いてきた
「早朝勉強会」の日です(^^)

みんな、眠たい目をこすり
カネゴンとヒーくんは

いつもあくびをしながらでも
頑張って参加してくれてます(笑)



三浦太鼓店は本当に小さな会社ですが、

小さな会社だからこそ、

一人ひとりの頑張り!

そして、その役割が
ダイレクトに会社の業績や

もっと言ったら「運命」までも!!
左右するくらい「個人」が大事なんだと

感じてます♬


だから、この「早朝勉強会」では

「想い」を共有して、
「夢」に向かう!

一人一人の人を
大切にしながら学びあえる

そんな時間なのです♪( ´▽`)



さて、

そんな「想い」を共有する
本日のテーマはこちら!!!



はい!

ご存知、今年の1月から
正式に三浦太鼓店の社員として働いてくれてます

たくちゃん事、平尾卓也くん!


実は、私の岡崎商業高校時代
テニス部の後輩で、

学生時代からのお友達(^^)


そんな彼が今に
至るまでの「経歴」がとんでもなく面白い♪( ´▽`)


と、いう事で


知っているようで
知らなかった事を

改めて、今日は
社員メンバーで、

たくちゃんを知ろう!!と、、



これが、想像以上の経歴だった♪( ´▽`)


あまりに
面白かったので、


みなさんにもぜひ!!

たくちゃんをもっと知って
もらえたらなぁと♬

今日は、
ご紹介いたします!


まずは、私と同じ
高校を卒業後

学校の先生になりたいと
大学へ通い始めます


が、、、

わずか3ヶ月で
本当にこれが自分のやりたかった事じゃない、、、

と気づき、

19才、
今のちょうどカネゴンと同じ歳の時に

映画音楽のサウンドを作りたくて

いざ東京へ♪( ´▽`)上京!




音楽の専門学校へ
通いながら、

作曲活動の道を目指して
チャレンジします!!


その後、才能と
タイミングが合致して

原宿の音楽事務所へ所属し、

音楽制作の道を
いざ歩み出そうという時に

大きな挫折を経験、、、

それは、

大事な大事な、
社長さんとの打ち合わせに

「1分」遅刻してしまって、、、


もう来なくていいよって♪( ´▽`)


クビになる。


もし、その時1分
遅刻しなてかったら違う人生歩んでたなって、、


でも、

人の「信用」って

やっぱり大きな才能より

人間として当たり前の事ができる
むしろ小さな事、、、


たくちゃんの話を聞きながら
みんなも、なるほどなぁ〜って♬


そして、泣く泣く
地元岡崎に21歳で一度帰ってきます、、、




そして、

そこから1年間
実家でお世話になりながら、

お金をまた貯めて、

まだまだ、たくちゃんは
夢を諦めません!!

再び、東京へ行くのです♪( ´▽`)


たくちゃんは言います。


チャレンジは、2回目が本番!だと。


1度失敗しても
それで諦めるんじゃなくて、


その経験があるからこそ
2度目のチャレンジの土台になるんだと!


なるほどーー!

でも、
その行動力はなかなか普通できないですね♬


そして、再び
チャレンジした作曲の道は

同じ志を持った
作曲家の卵たちと
ルームシェアをして、

再び夢を追いかけます。


しかし、

ここで作曲家の現実を
思い知らされます。


それは、

たくさんのアーティストと
ともに作り上げた一つの音楽への

報酬がわずか3万円だった事。


そこまでにたどり着くまでの
人の数と、時間はどう考えても合わずに、

やむなく、

作曲の道は諦め

今度は「音」の加工技術を活かして

TSUTAYAの音楽配信の
仕事に就きます♬

これが24歳の時。


これが大成功♬


TSUTAYAで求められた事と

たくちゃんの能力が合致して
TSUTAYAの中で社内法人を立ち上げ

その社内法人の取締役に就任。


この頃の年収は26歳で1,000万だったそうです♪( ´▽`)



が!!


誰が見ても「成功者」のような
環境にありながら、

お金や、地位があっても


自分自身の中にある
本当にやりたい事と言う「軸」がなければ

やっぱり人生楽しくない、、、、


と、、、

たくちゃんは、その全てを
捨て去ります。


しろちゃんと同じ28歳で
今度は、地位も給料も投げ捨て

プータローに、、、、




そして、再び

作曲活動の道を歩み出しますが♬


3度の挑戦も厳しく、

とうとう貯金も底をつき
31歳で地元岡崎にまたまた舞い戻ってきます。


そして、

31歳からは
トヨタ自動車の音声開発のプロジェクトチームに参加したり

様々な職業を転々として、


たどり着いたのが、

これまでのデジタルから
真逆の世界である

「染めもの」の世界。


一色町に当店も昔から
法被や半纏でお世話になっている

株式会社「まえ田」さんという
会社があるのですが、


ここに入社!

実は、現在の三浦太鼓店の

お店に掲げてある「のれん」は、

このまえ田さんに勤めている時に
たくちゃんが作ってくれたモノなのです!!





そして、

その後、

染色の技術を手に入れ、

今度は「縫製」の技術を
学びたいと、、


当店の太鼓カバーを作ってくれていた
「石田テント」さんへ弟子入り♬




ここで、工業用の大きなミシンの技術や
縫製技術を学び♬




晴れて、その経験を全て活かせる場所として

ようやく三浦太鼓店の門を叩くのです♬



もともと、様々な
才能を持ち合わせてた

たくちゃんは、デザインもできるので
自分でイメージをデザインして♬



染めの技術を活かして、

自分で染色し♬




今では、縫製の技術と
融合して

独自の価値を生み出してくれてます!





こんな様々な経験と技術を積み重ねてきた

たくちゃんだったからこそ、

デザインからカバーと
全て一貫してコーディネートできる

デザインコンセプトシリーズが
誕生したのです♬




最後に、

どうしてたくちゃんは今

三浦太鼓店なの???


と、誰もが抱く
疑問を投げかけてみました。


するとこう答えてくれた。


当時はずっと探し続けていた
自分自身の「軸」がここならあるって思ったんです。


人生は、モノ、コト、そして人が大事だなって。


「和太鼓」と言うキーワードを通して

自分がしてきた経験、

自分がやりたい夢の全てが
つながる気がしたんです♬

と、、、


「イメージビジュアル」と言う
言葉がありますが、

簡単にいえば、

やりたいコトを具体化する方法のコト。


何事も、「問題」とか「課題」とか
ネガティブに捉えるんじゃなくて、


まず、自分自身が何をしたいか!?

「夢」や「目標」を見て

その未来を達成するために
今できるコトを考える。


たくちゃんの生き方って
まさにそうだなって思いました。


さて、こんな逸材を
生かすも殺すも社長次第ですね♪( ´▽`)


これだから出会いって面白い。


三浦太鼓店の間違いなく
キーマンとなっていく、たくちゃんを

私も客観的に楽しみたいなぁと
思います♪( ´▽`)


たくちゃんの長くも複雑な人生そのままの
長くて複雑なブログになっちゃいました(笑)


最後まで読んでいただき
ありがとうございます!


今日も素敵な1日を^_−☆










2018年3月12日月曜日

あらゆるつながりの先にある今の自分。

こんにちは、六代目彌市です(^^)

いよいよ2代目となる
「味噌六」作りも本格的にスタートしました!!




味噌六太鼓には、
テーマがあります。


それは“味噌六太鼓で一つになる”と言う事。

一つになって生まれた心の「感動」を
分かち合い、

人と人、

人と自然を、
次の世代へとつなぎ合わせていく事。


これがテーマなんです♪( ´▽`)


私たち人間は、

あらゆる“つながり”の先に
今の自分自身が存在しています。


言い換えれば、


そのあらゆるつながりが
あったからこそ、


今の自分自身が
存在できていると言うことですよね♬


だから、

私は日々「感謝」を
絶やす事はありません。


味噌六太鼓台の担ぎ棒となる
杉の木は、

地元岡崎の額田にある

赤松さんのお父さんから
頂戴しました。



切り倒す時、

ただ倒すだけじゃなくて、


木を倒すとはどういう事か、、、

山の怖さ、

そして、


この木は自分が60年前に植えた、

言わば自分の子供の
ようなモノだと、、、


そんな話を
してくださいました。






そもそも、

私が桶を作れるように
なったのも、


師匠がいてくれたからだし、

五十嵐さんが
大切な道具をくれたからだし、

三浦太鼓店に生まれて
これたからだし、

ここまで、

歴代の彌市が、
どんな時代でも絶やす事なく

つなげてきてくれたからだし、


どれだけ、

好き勝手な事をしようとも、

全力で支えてくれる
家族や、仲間、社員がいるからだし♪( ´▽`)


言い出したら
キリがありません。



テクノロジーの進化で
「自然」に触れる機会が少なくなったり、

豊かすぎる現代で、

人と関わらなくても
死ぬ事はない暮らしの中でも、


やっぱり、

「人」と「人」がつながる事や

「人」と「自然」がつながる事って


本当に大切で
何より意味がある事なんじゃないかなって

そう思ってます♬



だから、
今年も「味噌六」を作ります♪( ´▽`)


味噌六太鼓を通して、

そんな心動く「感動」が
一人でも多くの人たちと

分かち合えたらいいなって思ってます(^^)


昨日の滝山寺での作業も
本当にたくさんの方々がご参加くださったんですが、

子供達が
多く参加してくれたのが

とても嬉しかった!!




竹釘を削ってもらったり♬



竹磨きも手伝ってくれたり、




タガの組み上げもサポートしてくれたり!



特に、

この松本君兄弟の真剣な表情が
印象的でした!!



味噌六のミニチュアサイズの
桶作りを

松本くんが
積極的に手伝ってくれるんです♬




こういう子供達の存在って

何より力になるし
励みになります♬


嬉しいな!


さて、

今年の八丁味噌参加ら
いただいた古い桶材は、


弘化二年!

なんと、172年前に作られたと言う
記録が残ってました。



ここにも、

あらゆる「つながり」があり

私たちは、そのつながりを
「祭り」と言う形に変えて

未来に残そうとしています♬


次回はいよいよ
桶板をカンナ削りをして、

実際、桶を立てていく
作業に入ります!

4月14日土曜日
またここ滝山寺でお待ちしております♬

みなさん、遊びにきてくださいね!