2018年1月18日木曜日

最初から持ってた「夢」なんて一つもなかった。

こんにちは、六代目彌市です(^^♪

未だに、東京展示会の
余韻を引きづってます(笑)


一回一回に、
常に全力投球しかできないので、

日常に戻るまでに、
人よりも少し時間がかかってしまうようです( ;∀;)


そんな時は、
早く帰ってたくさん寝る!!!

これが私の唯一の回復方法ですね♬


さて、

今でこそ、

三浦さんて大好きな事が
仕事にできてて本当にうらやましいですね!!


とか、


やりがいあるお仕事で
本当に素敵ですね!!


そう言ってもらえて
素直にうれしい!

そう思える自分がいますが、


実は、最初から
私はこの太鼓屋という仕事が
大好きだったわけじゃありません。


むしろ、その真逆で

とにかく幼い頃から
大嫌いでした( ;∀;)





太鼓が嫌いだったというよりも、

親父が嫌いだったのが正しいかな。。。



私が子供の頃は、

五代目親父は、サラリーマンをしながら
かろうじて休みの日に太鼓屋の仕事をつないでいる、、、

そんな状況でした。


365日休まず働き、
大変だった親父は、

私の兄や弟が
小学生も高学年くらいになると、


休みの日は太鼓屋の仕事を
手伝って欲しい、、、


そう頼むようになりました。


でも、正直
これが嫌で嫌で、、、、


今考えると、


それはたぶん、
親父自身が楽しそうに太鼓の仕事をしている姿を
見たことが一度もなかったからだったと思います。


そりゃ~そうでしょうね。


ただでさえ大変な
サラリーマンという仕事を抱えながら、


休まずに太鼓屋の仕事を守るなんて、


今の私からしたら
想像もできません。



そんな、幼いころから
大嫌いだったはずの太鼓屋の仕事は


当然、最初から楽しかったわけじゃ
決してなかったんです。


私がこの仕事を始めた当時は、

まだ親父はサラリーマンを続けてました。


だから、
土日の日に親父から太鼓作りを教えてもらって、


平日、一人でコツコツと
作業をやる。


店には、今年95歳になる
婆ちゃんが住んでいて、


6畳のたたみの部屋の
ど真ん中にその婆ちゃんのコタツがあって、


その脇のわずかな
スペースで私は作業をしてました。



そりゃ~

楽しくなんて全くないですよ( ;∀;)


そもそも太鼓が嫌いでしたから

「仕事」というより「作業」をこなすだけ、、、、



さっさと終われば、
婆ちゃんと一緒にコタツに横になって

半日寝てる(-_-)zzz
なんてこともありました。


今の自分からしたら
考えられない状況ですが、

そんなモンモンとした
日々をただただ、やり過ごすだけの
毎日でした。


もちろん、今は真逆ですからね( ;∀;)
ご安心ください。


私が、言いたいのは


人は最初から「夢」なんてなくても
いつかそれが大きな「夢」になる事だって
あるってこと、、、



そりゃ~

最初からやりたい「夢」や「希望」が
存分にあって、

それにひたはしるエネルギーが
ある事ほど素敵なことはないかもしれませんが、


私のように、

最初は「大嫌い」だったものから

大きな「夢」へと変貌するパターンも
あるんです♬


何が自分をそうさせてくれたのか、、、


やりがいとか、

生きがいとかって、



よく「見つける」と言い
と言いますが、


私の場合は、

自分で「見つけた」わけじゃなく、

人から「与えて」いただけ
ものだと思っています。


この「役割」を与えていただけた
からには、


自分なりにできる形で
世の中に役立つ姿で立っていたい。


そう願うわけです。



まだまだ夢の途中。


息切れして、
途中リタイヤしないように

今日も倦まず弛まずの精神で
がんばります♬


今日もステキな一日を(^_-)-☆