2017年11月16日木曜日

職人なのか?経営者なのか?

こんにちは、六代目彌市です(^^♪


昨日は、急きょ決まった
滋賀、京都へ出張ドライブへ行ってまいりましたーー!




今、私が日々作り続けている「桶胴」

この桶胴を作るために必要な
大切な素材にタガ用の「竹」があるんですが、


このタガ用の竹を、滋賀県にある
竹屋さんにお世話になってるんですね♬




竹って日本中どこにでも生えてて
どんなモノでも使えるんじゃない?


そう思われがちですが、

全然そうじゃなくって

実は、
竹には伐採するのに適した時期というのがあります。

通常は、竹の水揚げが止まる「秋口」から「冬」までと言われ
その時期に切った竹は材質がしまって使い勝手がよく、
また虫がつきにくいんです。


よって、

この10月から12月までに切り倒した竹でないと
ダメってことです( ;∀;)


当然、そのことは
竹を扱うお仕事の方々みなさん知ってますから

私だけでなく必要とされる時期が重なってしまい、

なかなかその「竹」が入ってこなくて桶が作れない( ;∀;)





そんな事がここ数日も起きてました。


昨年も大雪の影響で、
冬場の一番いい時期に竹が切り倒せず、、、

桶の製作が2か月ほどストップ( ;∀;)

なんて事があったので、
今後の対策など含め、

あらためて色々とお話を伺ってきました。

思っている以上に、竹屋さんの事情も
厳しいようです!




その後、京都へ移動し
今や日本のみならず世界を視野に
活躍される「太鼓センター」の東社長とお会いして

いろんなお話を伺ってきました。


同社は、来年で創業30周年を迎え
時代のニーズに合わせた「改革」を進められ

今なお発展されているすばらしい企業です。



そんな東社長の「経営者」としての
考え方ってどこにあるのか??


純粋にそれが伺いたかったんですね(^^


早速社長室へ通していただくと
廊下には京セラ創業者である「稲盛和夫」さんの
カレンダーが飾られてる♬




聞くと、やはり稲盛さんがの経営塾である「盛和塾」へ
入られているとのこと、、、


盛和塾というのは、京セラ社長の稲盛和夫氏から、
「経営哲学」を学ぶ組織で2015年には塾生が
全国で10,000人を突破しているという

今は「経営者」としての登竜門的な存在になっている
塾です。


やっぱりそうなんだよなーーー!


「経営者」というのは、必ずこういう
何かたえず「学び」や行動を起こしているんです。


最近、三浦太鼓店も小さいながらにも
外から人を雇う企業になって

当然「経営」という事を
考えなければならなくなってきました。


親父と二人、家業でやっていた頃とは
「責任」や「覚悟」が格段に違います。



自分自身「職人」ではあるけれど、
最近は職人としての腕を磨く事と同じだけ

「経営者」として、
これから自分たちの進むべき未来を

どうするかってことを
今まで以上に真剣に考えるようになりました。



本当にいろんな貴重なお話をしてくださった
帰り際に、東社長が私に稲盛さんの貴重な
映像を貸してくださったので

帰りの車はお蔭様でお勉強しながら
帰ることができました(^^





経営はリーダーの「思い」、「意志」によって
決まると、ありました。


本当にそう思う。


どんな会社にしたいのか、、、

どんな世の中にしたいのか、、、

どんな夢を実現して、

どんな未来を創りたいのか、、、、


すべてはリーダーの導き次第です。


まだまだひよっこな私は
やっとスタートラインに立つ準備が
できたくらいかな(笑)


三浦太鼓店は三浦太鼓店らしく
これからも学びを深めて

みんなで頑張って行きたいと思います!






今日もステキな一日を(^_-)-☆