2017年6月13日火曜日

秋田への旅路レポート。第一弾

こんにちは、六代目彌市です(≧∀≦)

いよいよ秋田での
桶職人修行がスタートしましたよ!

まさか、
まさか❗️

今こうして自分が、
秋田に来て伝説の桶職人五十嵐さんの
工房で桶作りをしてるなんて、、、

人生って本当に不思議です。

書きたいこと、
伝えたいこと

たくさんありすぎて
まとめられない!

学び多すぎで興奮の時間を
過ごしてます(^^)/

まずは!
旅路のレポート第一弾❗️スタートです


明朝4時に起きて、愛知を出発‼️
初日の夜は和太鼓いぶきさんの
練習会場にお邪魔しました(^^)/


実は、このいぶきさんのサブ六

五十嵐さんがお亡くなりになる前
最後に作ってくださったモノ。


縁とは本当に不思議です。

こうして最後のサブ六は、
秋田の地にあるのですからね。

少し、音の緩んだサブ六を
教えて差し上げながら
一緒に締め直ししました(^^)/


締め直して、再び蘇ったその“音”は、
やっぱり抜群に良い音♬

修行を前にして、
五十嵐さんの“音”を感じられて
何とも言えない感動がありました(≧∀≦)


そんな感動の再会を後に、
いよいよ五十嵐さんの工房へ!


はい!

こちらが伝説の伝統工芸士
五十嵐修さんの工芸です^ ^

私がここを訪れるのは、

初めて五十嵐さんに会いに来た時、

次は、手を合わせに来た時、

そして今回で3度目の秋田。

まさかまさか、
こうして五十嵐さん亡き後に

この場所で、
自分が修行させてもらえるなんて
今この瞬間でも不思議で不思議で
仕方ないのです。


ここが、五十嵐さんの工房です^ ^


あの時感じた、
秋田杉の良い香りはあの時のままです(^^)/

感慨に浸りながら、
大切な時間を無駄にはできない!

まずは、五十嵐さんの
お仏壇に手を合わせ
いよいよ修行開始です^ ^



さて、
せっかくの大切な時間。

この場所で何を作ろう、、、

そう思って、ふと目をやると
工房の片隅に五十嵐さんのお写真と
素敵なお花が飾られてました。


桶作りに人生を捧げて来られた
五十嵐さんがいつでも好きな
仕事ができるようにと奥さんの愛です。

そして、よく見ると
そのわきにこんなモノが!


これ、
当時三浦太鼓店が五十嵐さんに
桶作りを依頼してた時の注文書ファックス❗️

最後に発注した桶は、
実はお身体悪くされ作って
いただけなかった

1尺5寸用の桶。

これだ❗️

これを作ろう!

材料もあるはずと、
工房を探すと

やはりありました。

工房の片隅に、
注文書の桶作りをするための
材料と道具が、、、

これしかない。

あの日から止まっていた
時間が、こうして再び動き出す



まさか、自分で出した
注文の桶を

今こうして、この場所で
作ることになるとは、、、

やっぱり不思議で不思議で涙



ありがとう五十嵐さん。

本当にありがとう。


カタチは同じ桶でもね、
この人が生み出した桶は
何かが違う!


その何かを探す旅。

それを教えてくださるのが
一番近くでずっと支えて来られた
奥さんの裕子さん(^^)



一つひとつの工程を、
完璧に覚えておられ丁寧な教えてくださいます。


それでも細かい数字や知識は
覚えきれない、、、

そんな時は、これを参考にして!

と、渡された一冊のノート。


これは、五十嵐さんが
残された、生きた証し桶作りの記録なのです。

中をのぞくとこんな感じでした。

本当に細かく、
上手なイラストと共に
桶の作り方や寸法が書かれてました。

この残されたノートを見るだけで
ヒシヒシと仕事に対する思いが
伝わってきます。

同じ桶と言っても、
やっぱり作り方もこだわりも
当然違うのです。

今回初めて使わせてもらったのが
このセンと言う道具。



どうやって使うのかすら
知らなかったセンと言う道具。

これを使うことで、
手間はひとつかかるけど、
その分美しい仕上がりに!


手間ひま、そして「愛情」。

愛情があるから手間ひまを
かけられるんじゃなく、

労力を惜しまず、手間ひまを
かけるからそこに「愛情」が湧く。

今まで私が1やってた工程に、
五十嵐さんは全て2やってる。

桶ができるまでに10の
工程があるとしたら
私が「10」で五十嵐さんは「20」だ。

この差が「愛情」と学んだ
そんな旅路です(^^)



そして、完成した桶。



仕上がりも、音も
あの時の感動が蘇りました♬


よし、
今日は親父も飛行機で合流します^ ^

金曜日の晩に帰ります❗️

まだまだ書きたいこと
たくさんありますから

旅のレポートお楽しみに(^^)/



1 件のコメント:

  1. 秋田修行のスタート、おめでとうございます。
    残念ながら作ること叶わなかった1尺5寸の桶と五十嵐さんの魂が、和也くんを呼び寄せたのでしょう。
    桶を見て伝わってくるのは、ここに五十嵐さんがいるということ。センを持つ和也くんの手に五十嵐さんの手が見える、センを持つ和也くんの前に厳しくも優しい五十嵐さんの見守る眼差しが見える。
    今、和也くんは秋田でひとりで桶を作っているのではなく、五十嵐さん、奥様、五代目、留守を守る太鼓店の仲間、そして支えてくださる多くの方々が側にいる。
    そんな感じが伝わります。
    カンナもセンも、お道具はその持ち主である職人そのもの。
    お道具からご自分で作られる職人さんも多くいます。
    ここで学んだことを糧とし、いつか和也くんも和也くんの分身となるお道具を作れるといいですね。
    五代目さんの到着という心強いサポートを得られましたね。
    秋田の夜は。まだ冷え込むのでしょうか?
    ご無理は体に障ります。
    どうぞ、体調管理には充分にお気をつけください。
    良き修行となりますよう、お祈りしております。

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