2017年3月25日土曜日

最初からでっかい夢じゃなくていい。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

ここの所、次から次へと

ワクワクするような話が
どんどん舞い込んできて( ;∀;)

頭の整理が少し追いつかなず、、、

ブログを書くということが
止まっちゃいましたね(笑)

安心してください!元気です


八丁味噌仕込み桶プロジェクトも
順調で!



お蔭様で、たくさんの
方々のチカラを借りて

まずは初日の目標であった
六尺桶を立てるところまで行きましたよ!!



じゃじゃ~ん!!



正直、うまく行くかどうか
めちゃくちゃ不安だったんです!

だって、

100年物の底板を再利用して
材料として大丈夫かどうかも分からなかったし、、、

そもそも六尺桶なんてデカいのを
作ったことがなかったので( ;∀;)

カタチになるかどうか!?

すら分からなかったんです(苦笑)


それでも、たくさんの方々の
チカラを借りて無事にカタチになり
本当に感謝しています(^^)/



ここから場所をカクキューさんから
瀧山寺へと移動しまして、

タガを組んだり
桶の皮を縫ったりと!

作業進めていきますから
次回
4月15日!みなさんお手伝いに来てくださいね!


よくもま~こんなに大きな桶が
作れちゃったな~って

改めて自分自身、しみじみと感じていたんですが、

翌々考えてみたら、

わたし、桶作り始めたのは
去年の1月からなんですよね。

師匠に習って、

最初の1号機ができて
まだ1年なのです。

最初の1号機↑


1年前のこの頃の自分が、

1年後に八丁味噌の底板を使って
六尺六寸の大きな桶を作っているなんていう

“夢”とか“目標”があったと思いますか??

あるわけないですよね。

だって、桶そのものが作れなくって

この時の目標はただ一つ、

“桶が作れるようになる事”

だったんですから。


それがね、

不思議なことに、

ある程度桶が上手に作れるようになってきたら

今までじゃ出来なかった
話が、向こうからやってくるようになったんです。


例えば、

子供たちに運動会で担がせたいからって
幼稚園から小さな桶太鼓を40台ほど注文いただいたり、


浜松の伝統芸能で使われている
3尺を超える大きな桶の修理の話が来たり、、、


八丁味噌のプロジェクトを知ってと
京都のある寺院の氏子さんが

自分所でもこういうプロジェクトで
大きな桶が作れないでしょうかと

六尺六寸をはるかに超える
7尺桶の相談が舞い込んだり、、、、


とにかくビックリするようなことが
ここ最近毎日起きるんですよ( ;∀;)


そして、改めて思いました。

“夢”って最初からでっかい夢じゃなくていいんだって。


自分にとって、

ちょっとだけ頑張れば手の届くことから夢は始まるんだって。


ポイントは、

ちょっとだけ頑張るってことかな。

今の自分より、一歩先に行く勇気をもって
踏み出してみることかな。


そうすると、

不思議なことにその先の世界は
ドンドン広がってつながっていくんですね。


最初からでっかい夢じゃなくていい。

今の場所から一歩だけ歩を進めてみる

そしてその一歩は、自分一人のチカラじゃなくていい。

人を頼って、
人に助けてもらう。

私はみなさんに助けてもらってばかりです( ;∀;)


だから、余計に

今度は自分ができることで恩返ししたいなって思います。


今日もステキな一日を(^_-)-☆