2016年11月7日月曜日

何年経てば一人前の職人になれるの?


こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今週は、地元小学校の子供たち

なんと!?


60人もの生徒さんが三浦太鼓店へ

見学にくるそうです( ;∀;)


ご存知、日本一小さな太鼓屋ですからね(笑)


いったいどうやって60人も

対応するのか!?


まぁなんとかなるか!?


いや、なんとかなるのか( ;∀;)


ご期待ください((´∀`))ケラケラ



お蔭様で、伝統的な仕事を

学ぼうと、大手旅行会社ツアーや

地元の子供たちまで、、、


いろんな方々が訪れてきてくれます(^^♪



そんな中、


よく質問されることがそういえばあるなぁ~



それは、「何年修行したら一人前」になれますか?



と、いう質問です。





業種や形態にもよりますが、


ちなみに、うなぎ屋さんは、


“串打ち三年、裂き八年、焼き一生”



うなぎ業界では、こんな風に言われているそうです(^^



さて、太鼓屋さんはどうかな~?


19歳からはじめて、

現在36歳。



あっという間に17年が経ってしまいましたよ( ;∀;)


あの頃の自分と今の自分。。。


ちなみに若かれしあの頃の写真(笑)





自分の経験から言えることは、


10年経ったあたりから

なんとなく、、、、


なんとなくですよ、


なんとなく、仕事に対する考え方が

見えてきたような気がします。



“10年やってスタートラインに立てた”



そんな感じです。



スタートラインに立っただけですから、

ゴールが見えているわけがありません。



17年経った今でも、

昨日までこれがベストだと思っていたことも


今日は、まったく反対の答えが正しく思える、、、、


相変わらずのそんな日々なのです( ;∀;)



でも、


そんな日々でも楽しい(^^♪




太鼓は“音”が育っていく楽器ですから、


だいたい、その時出した答えが見えてくるのは

作ってから3年後くらいかな~、、、


3年くらいたって、自分の作った太鼓の音を聴いて


あっ!


これは大正解!


とか、


あぁ~、、、

やっぱりもう少しここをこうしないとダメだ~( ;∀;)


そう感じながら日々

自分の中のマイナーチェンジを繰り返しています。



だから、やっぱり

うなぎ職人とおなじく“一生”かかって

積み重ねていくものなんだなって思います(^^♪





ふと、自分自身に悩んだら


“過去”の自分と“今”の自分を

見比べてみると、


もしかしたら忘れかけていた“何か”がみつかるかもしれませんね。


今日も素敵な一日を(^_-)-☆


これが2016年今のわたし(笑)