2016年11月21日月曜日

良い“演奏”とは?一体どういうことを言うのか?教室では教えてくれない太鼓のお話パート9

こんにちは、六代目彌市です♪( ´▽`)

昨日は、わたくし名古屋のセンチュリーホールで開催された
愛知国民文化祭2016、太鼓の祭典へ行ってきました(^-^)




全国各地より、名だたる30団体が出演!

オープニングは、我らが愛知松平わ太鼓さん!

朝10時に始まって、なんと終演は17:30と言う
ビッグイベントなのでした♪( ´▽`)

私は今回は、出演ではなく
いち視聴者として客観的にそれぞれの団体の
演奏を見て学びたいと、

とてもワクワク♬!


愛知にいながらにして、
これほどまでに全国各地の素晴らしい団体の
演奏を見れる機会に感謝しましたね♪


それで、改めて30団体
全てのグループさんを真剣に見させていただいて
わかったことがありました。

それは、

演奏には、
自然と会場、客席の空気を巻き込む演奏と
そうでない演奏があるってこと。


ズバリ言ってしまうと、

“良い演奏”と“そうでない演奏”があるってこと。


皆さんも、聞き手として
ステージを見ている時に

きっと同じような感覚を覚えることが
誰しもあると思います。


これは太鼓にかかわらず、どんな舞台でも
同じことが言えるでしょうけどね。


じゃあ、この“良い演奏”って

一体何がそう感じさせてくれるのか?

わかりますか???


私は、そのポイントは2つあるなぁと
感じました。


1つは、お客さんとのつながり。

自分たちの演奏を通して、
目の前にいる人たちとの心と心のつながりを

どうやったら作れるか?

それを意識している演奏は
自然と引き込まれていきました。

これは、

何をどうやったらとか、
技術的な問題とか、
経験とか、、、

そんなの全く関係ないです。

「意識」があるか?ないか?

ただそれだけで、

不思議とその想いって伝わってくるんですね〜♬


もう1つは、太鼓とのつながり。

徹底的に、目の前にある太鼓と自分が
つながることを意識した演奏。

これは、例えるなら
感動的な「恋愛映画」を見ているような感覚。


心吸い込まれる感動的な映画って、

決して自分が主人公なわけじゃないんだけど、

その世界観に勝手に引き込まれていく「錯覚」を
覚えるじゃないですか〜♬


映画が終わって、エンンドロールが流れはじめた時

なんとも言えない感情に酔いしれる〜♬

そんな感覚です♪( ´▽`)



どちらにしても、この2つのポイントは

人の心の声、
太鼓の声を深く「聴く」という点が共通点。

徹底的に聴くことでそこから、「つながり」
が自然と生まれ、

そのつながりの深さに、心が動き
「感動」や「共感」が生まれる♬


とても、いい経験をさせていただきました!


人のことを想う気持ちも、

目の前の太鼓のことを想う気持ちも、


どちらも、自分以外の人やモノに
意識を置く訳ですから

心のゆとりがどこかにないと
なかなかできないことなのかもしれません。

もしかして、
今うまくいかないことが続いているとしたら、

たまには心休めて、

リラックス〜♪( ´▽`)

そんなゆとりも必要なのかもしれないですね!

あたらしい週の始まりです!

今日も素敵な1日を^_−☆



以下出演団体一覧

1.松平わ太鼓(愛知)
2.童心・飛騨高山太鼓團 (岐阜)
3.信州上田真田陣太鼓保存会(長野)
4.下野不動太鼓保存会(栃木)
5.和太鼓いぶき(秋田)
6.須成鼓笛保存会(愛知)
7.皷風(宮城)
8.銭太鼓高杉会(広島)
9.和太鼓パフォーマンス集団SERO(愛知)
10.岩美龍神太鼓 (鳥取)
11.関西福祉大学金光藤蔭高等学校和太鼓部"鼓響"(大阪)
12.大治太鼓保存会(愛知)
13.仰願寺幼稚園浅草わんぱく太鼓(東京)

第二部(公募団体)13:30~
14.海東流神楽太鼓保存会(愛知)
15.藤枝太鼓(静岡)
16.北綜警荒鷲太鼓(栃木)
17.広島文教女子大学附属高等学校和太鼓部「文教太鼓 葵」(広島)
18.逢鷲太鼓連(鳥取)
19.天くう(愛知)
20.鼓國雷響JAPAN日本太鼓集団鼓國雷響プロジェクト(岐阜)
21.台湾太鼓協会合同チーム(台湾)
22.髙野右吉と秩父社中(埼玉)
23.やまと獅子太鼓(奈良)
24.倉敷天領太鼓 (岡山)
25.尾張新次郎太鼓保存会(愛知)

第三部(ゲスト団体)16:00~
26.蘭導 (秋田)
27.御諏訪太鼓保存会(長野)
28.手取亢龍太鼓 (石川)
29.大江戸助六太鼓(東京)
30.豊の国ゆふいん源流太鼓(大分)
フィナーレ