2016年7月13日水曜日

目指すゴールがあるから頑張れる!

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

蒸し暑~い暑さが
続きますが、みなさんいかがおすごしでしょうか( ;∀;)

作業しながら、

何度も着替えながら
暑さとたたかっております~( ;∀;)



さて、成功は失敗の彼方に~!


実績も経験も何もない中で

今年からスタートした桶づくり、、、



当然、うまく行くことより

失敗することのが多いです( ;∀;)


昨日仕上げた担ぎ用の

平桶太鼓!




先に皮は仕上がっていたので、

完成した桶を皮と合わせてみると、、、





はっ!


入らない( ;∀;)



本来であれば、

このように、皮の内側にぴったり

収まらなければならないのです~( ;∀;)





皮の径より、胴体が微妙に大きく仕上がってしました( ;∀;)


ミリ単位での完成を目指すのですが、

まだ実績が十分でないので、


どれだけの幅の板を組み合わせれば

口径がピッタリ収まるか分からないのです( ;∀;)




小さくなりすぎてもダメだし、

大きくなりすぎてもダメ、、、


失敗を一つ一つ実績にして、

積み重ねていくしかないのです( ;∀;)



安心してください!


うまくいかないことばかりじゃありませんよ(^^♪


順調に、桶太鼓仕上げられてます!




だんだんと、コツもつかめてきて、


たくさんのお客様にご迷惑かけてしまってますので

とにかく急ピッチで製作がんばっております!


今日は、1尺4寸から1尺8寸までの

計6台の桶を仕上げました!




作る技術と経験を重ねることは

もちろんですが、


何より私が緊張する瞬間は、


できた太鼓のその“音”を聞く時です( ;∀;)





私には、日常の太鼓作りにおいて、

目指しているゴールが2つあるんです。



それは、“仕上がり”と“音”。



仕上がりというのは、

やはり見た目の美しさですね(^^♪


太鼓らしい曲線であったり、

バランスであったり、、、


憧れる桶職人の仕上げた桶を

お手本にして、どれだけそこに近づけられるかを目指すこと!


ただただそれをゴールに掲げ

近づける。



そして、“音”


太鼓の命である“音”。


いくら見た目が美しくても、

“音”がいきていなければ意味がありません。



活きた音というのは、

すでに何百年と受け継がれてきた

古い太鼓さんが、私の先生となって

教えてくれますからね(^^♪


ただただその“音”を目指すのです!




私にとって、一番ありがたいことは

その目指すゴールが明確に見えているという事です。



ゴールが見えてなかったら、

気力だってモチベーションだって違うと思う。



目指すゴールがあるから頑張れる!


永遠にゴールテープは切れないかもしれないけど、

一歩でもそこへ近づく努力はできる。



今日も、その一歩!


まだまだ先は長いようです(^_-)-☆