2016年7月24日日曜日

教室では教えてくれない太鼓の話。パート2 7・3分けは太鼓にもある。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


朝が元気→(^o^)丿

昼は当分補給でボチボチ→(^^♪

夜は体力も集中力もなくなり

バタンきゅーーーの日々です~( ;∀;)



ということで、

朝は元気なわたくし、


頭も体もフレッシュなうちに

チャキチャキがんばりますーーー!


朝型人間のようです(^^♪




さて、教室では教えてくれない太鼓の話。

パート2ということで、


前回の続きはまた別の回で

お伝えしますが、


今日のテーマはこちら→

「太鼓にも7・3分けがある!」




7・3分けって私の世代だと、


おっさんの古臭い~髪型( ;∀;)のイメージですが、


最近では、オシャレ7・3なるものが登場し、

若い人たちに人気の髪型!ですよね(^^)/


そんなオシャレ7・3分け、

太鼓にも7・3分けしているところがあるんですよ!


さて、どこでしょうかね(^^)


正解はこちら>>




ちょっと分かりにくいですが、

画像アップしてよーーーく見てみてください(^^♪


なんとなく山が7:3に分かれているの

分かりますかねーーー

本当によーーくみないと分からない

レベルです( ;∀;)


図にするとこんな感じ↓








さて、そんでもって

これは何か?



という事ですが、


実は、これ桶太鼓の“たが”です。



まず、桶太鼓のたがは

表面は“せん”と呼ばれる刃物で

綺麗に磨きますねーー!




↑こちらが“せん”という道具



こんな感じで磨いてます(^^♪





まだ磨く前のもともとの竹の表面は

こんな感じです↓




これを丁寧に磨いていきーーーー



こうなります↓




これだけでも、地味ですが本当に

大変な作業なのですーー( ;∀;)


まだ慣れないせいもありますが、

腕はパンパンなのです~!



で、これだけでは終わらず


今度は裏側を

先ほどの7・3分けに角度をつけて削るのです~






なぜ?

わざわざこのような面倒な処理をするか?



それは、たがを組んだ時に胴の傾斜と

ピタリとおさまり、たがが締まりやすくなる為。



まったく表面的には見えない部分にも、

こうした隠れた“知恵”がモノづくりには

たくさんあるんですね~(^^)/



大切な“せん”の道具は、

師匠から有り難いことに2丁ほど

譲り受けました。





桶作るようになって、

それまでは“たが”の役割そのものが


どのような役割をしているのか?


ただの飾り?


そう思ってたくらいですが、


その奥深さと役割の重要性に

気付き始めた今日この頃ですーーー




この夏に大小さまざまな桶を30台以上

作らなければなりませんーーー( ;∀;)



さて、今日も

桶づくり!!!!がんばりますーー!


みなさんも素敵な一日を(^_-)-☆