2016年3月5日土曜日

モノづくりも、人との関わりも“一段飛ばし”はない。

こんにちは、六代目彌市です(^^♪


昨日は、めずらしく寝れなかった~( ;∀;)


いつもは寝れないどころか

のび太君に負けないほどの寝落ち方で、


ふとんに入ったらバタンキューーーーなのですが(^^



昨晩はちょっと興奮してました笑


いったい何にそんなに興奮してたかって言うと、


太鼓作り、桶づくりが楽しくてしょうがないのです笑




社長になって、


会社になって、


組織になって、


経営の勉強だったり、マネージメントの勉強だったり、経理だったり、

人間関係の学びだったりと、


日々いろんな事を考えていく要素が増えましたが、


やるべき事として、決して外せないので
それも一生懸命やりますが・・・


それでも、何より!


やっぱり!わたしは太鼓を作っている時が一番楽しく(^^

夜も眠れないほどワクワクするのです( ;∀;)



集中力も違うし、身体の疲れだって

体力的には疲れてるのかもしれませんが、そんなの全く気にならない・・・・



こういうの天職っていうのでしょうか(^^


みなさんにもそういう自分にとって難しいことは全く関係なく

単純に“楽しい”からって思ってやれることありますか?



本当に幸せだな~って思います。




そして、ここに来て今までの取り組みというか、

やってきたことが何だか不思議なことにつながっていく瞬間に

出会うことが増えてきました。




例えば、


先日ご依頼を受けたドラムヘッドを太鼓の革で作れないか( ;∀;)


という、変わったご依頼。





これは、以前遊び心で開発していたチューニング太鼓の経験だったり、


三重県の伊勢地方から以前依頼を受けた、

伝統芸能である“かんこ踊り”で使う

少し変わった芸能の太鼓の作り方の経験を活かしたり・・・

かんこ踊り用の曲げわっぱ太鼓。皮は馬革



こうした経験、技術を応用して

新しいご依頼につながっていく。



この間も、見事バラバラになってしまった桶太鼓( ;∀;)





現在再チャレンジしてますが、


再チャレンジするときに、これも以前よりいろいろと

開発、挑戦してみた板と板を張り合わせる特殊な治具を

使ってみることで、もしかしたらバラバラにならなくてすむかも!


そんな経験を活かしリベンジしています(^^


でも、この技術は桶職人さんの技術ではなく

友人の建具屋さんに無理言っていろいろとたずねている時に

発見した技術。



まだ、うまくいったわけじゃないけど

可能性と期待は膨らむのです(^^♪



あの時、あんな事やってたからつながるな~

とか、

この友人との出会いがなかったら、

きっとこの技術を見つけることができず

今も、桶づくりに苦戦していただろうな~


とか・・・




こうして、


今まで一つ一つまったく違う取り組みが

一つに重なりあっていくことが本当に不思議に感じます。




ただただ、感謝感謝。



モノづくりに携わっていて最近特に感じること。


“一段飛ばし”はないってこと。



たとえば、何か楽をしようと思って

次登るべき階段を一つ飛ばしたとしても、



最終的にそれが満足いく結果になったことはありません。



一段飛ばすことで、一見ゴールまで早くたどり着けるように

感じますが、


例えゴールまで早かったとしても、


飛ばしてしまった階段のぬくもりは“経験”できないのです。



一歩一歩、一段一段の歩みが

結果的にその先に広がる世界を豊かにしてくれてる


そんな気がします。


私が目指す“活きた音”というのは、


人と人、人と自然をつなぐ音。



人と人との関係性にも、一段飛ばしはないし


人と自然との関係性にも、一段飛ばしはないんだとおもいます。



今日も着実に一歩ずつ(^^♪


素敵な一日を(^o^)丿