2015年11月26日木曜日

演奏が上達する動画の撮り方!?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


いよいよ近づいてきました、師走の京都公演🎶

師走の夜にうちなハレ!



残念ながら今は活動休止されてますが、
京都の伝説的なプロ集団、祭衆さん。

2009年に、地元ここ愛知で
祭衆さんと零~ZERO~でのライブステージをキッカケに


リーダー川原崎さんを中心にご縁を
いただいてきました。


2009年の企画公演は、
私たち零の活動を衝撃的に変える多くのキッカケを
与えていただいた、今の零を語る上でなくてはならない存在。


語りだしたらキリがなくなってしまいますが、
当時何度も練習に通った京都へ再び舞い戻り

こうしてライブをさせていただけること
心から感謝します(^^)/

楽しみで仕方ありません(^_-)-☆



さて、昨日はそんな京都公演に向けて
今年メンバーしほが作曲した新曲“大和”を中心に音の確認。




みなさん、曲の練習方法ってどうされてますか?


基礎とか基本ではなく、楽曲そのものの練習方法。


もちろん、練習なのでパートごとに合わせたり、
苦手なリズムを反復練習したり、鏡をみて練習したり・・・


様々あると思います。


また、完成した曲は全体の動画を撮って確認したりすることも
ありますよね!



では、せっかく撮るのであれば
今日は、演奏が効率的に上達する撮り方をおすすめします(^^♪




それは、実は“動画を撮らない事”!?


なんです( ;∀;)



すいません、動画の撮り方と言っておきながら

動画を撮らないことが上達方法なんて・・・



“和太鼓アンサンブル”という言葉をよく聞きます。


締太鼓、長胴太鼓、桶太鼓、大太鼓、鳴り物・・・・


1曲の中で構成される別々の楽器・パートが
違うリズムをたたき1つの曲を構成することを“アンサンブル”だと


思われがちですが、決してそうではありません。


そもそも、この“アンサンブル”というのは“調和”を意味する言葉なんです。


拍やテンポ、リズムを間違えないようにし、
別々のパートがそれぞれのリズムを打ち一つの曲ができたというのは
本当のアンサンブルではありません。


アンサンブル=“調和”


だとしたら、調和するためには自分と相手の思いを理解すること
ではないでしょうか?


この場合、和太鼓奏者の思いというのは、


自分が出す“音”であり相手が出す“音”ですよね。



前置きがながくなりましたが、

結論を言うと、“動画”ではなく“音源”を撮ること🎶


これ、演奏が上達する近道です(^^♪



動画を撮ることがダメということでは決してありません。


もちろん動画を撮れば、叩き方、動き、パフォーマンスは
きちんと確認できますね!


しかし、結局叩き方、動き、パフォーマンスの確認になってしまい

肝心かなめな“音”の確認というのは


動きに紛らわされてなかなかできません。



一方、“音源”というのはシンプルです。



情報は耳からしか入ってきません。


演奏中は気づかなかった、テンポの微妙な揺れだったり

音のバランスを客観的に“聞く”ことができ


“耳”が育ちます。



そぎ落していけば、太鼓というのは“音”を伝える楽器ですから
自分たちが演奏している“音”というのを、

きちんと聞けるかどうか!


これ、私もそうでしたが
最初あるプロの方に進められて“音”を撮るようにしてみましたが


すぐにはやっぱり聞けませんでしたし、


自分たちの演奏が、動画ではなんとか
ごまかしながら見れても、

音にした瞬間これほどまでにひどかったのか( ;∀;)


と、最初はへこみました。


でも、そうやって聞いていくうちに耳が育ち、

客観的に“音”としてとらえ、音がアンサンブル(調和)し始めました(^^♪



ちなみに、私が使っている音源レコーダーはこちら>>>



zoomQ3というレコーダー。


動画も同時に撮れますが、
動画はおまけ程度なので

私はほとんど使ったことがありません(^^


世界一大きな生音と言われる
太鼓の音もクリアに音割れすることなく撮ってくれる

優れモノです🎶

最近では、スマホの録音機能も
高性能ではありますが、やはり専門マシンだけあって
まったく違います。


ただ、現在はこのモデルは生産中止で
新しい型になっているようですが。



参考まで、師走公演でお世話になる
川原崎能弘さん作曲のイソギアシを


私たちZEROが演奏し、三浦太鼓店の
商品紹介映像のBGMで使わせていただいているのが

このzoomQ3を使った音源です🎶

よろしければ、視聴してみてください(^^)/