2015年10月5日月曜日

文化とは“継続”。伝統や歴史を語ることはかんたん。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


この週末は、地元岡崎の由緒あるお寺
随念寺さんでのイベントに参加させていただきました。



三浦太鼓店から歩いても5分ほどの場所に

こんなすばらしいお寺があったなんて・・・・


恥ずかしながら、
正直今回ご縁をいただくまでまったく知りませんでした。




ここは古都、京都ではなく

そう岡崎です。












立派な能舞台、お茶室、土間。


こういった景色を感じてみて非日常と感じられ方
多いのではないでしょうか。



現代人が当たり前に日々を過ごしている“人間社会”ではなく、
神仏であったり大きな自然を目の当たりすること。


でも、よくよく考えてみたら“非日常”という言葉って


現代人が勝手に作り出した世界を、

勝手に“日常”と認識しているに過ぎない気がします。




昔の人は、自然と寄り添う生活は当たり前でした。


神仏は、人間が生きていく上で欠かすことのできない存在でした。


見方を変え、

自然や神仏が日常だった時代から現代を見たら


逆に、現代こそ“非日常”



そんな気がします。


よく、テレビなんかでアフリカの原住民を日本に連れてくる
みたいな番組をやったりしてますが、


彼らの感じるカルチャーショックがまさにそうだと思う。




世の中は調和することですべてが上手くいくようになっている。




その調和を崩す行動は、いずれ自然を壊していく。


自然が壊れれば、自然の一部である私たちのもとへ

いずれツケとしてかえってくる。




失ってならないものは、型やモノだけでなく

そういう精神、考え方も大切。



伝統や歴史を語ることや、イベントを起こすことはかんたん。


でも、それを人々の日常に寄り添う“文化”に
することは難しい。


私は、文化とはブームや流行ではなく、“習慣”の延長にあるモノだと思う。



習慣は“継続”。


何事も続けることが一番エネルギーがいりますね!