2015年8月14日金曜日

太鼓は筋力ですか?

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


みなさんコンプレックスってあります?

こう見えても私、コンプレックスの塊です^^;



完璧主義ではありますが、
その完璧主義であるがゆえに、コンプレックスも強いのかもしれない。


こうあるべき、こうでないといけない、こうしたい、こうなってほしい。


理想がはっきりしているがゆえに
そうならないことにたいする不満がコンプレックスとなります笑


でも、コンプレックスって言い変えれば
人と違うってことなのかな?


人と違うってことは言い変えれば“個性”ってことなのかな?


個性とは“あなたらしさ”


素直に受け止める事で何事もうまくいくのでしょうかね~
まだまだ勉強です^^;



さて、コンプレックスのように
頭が硬いと何事もうまくいきません。


先日、太鼓ワークショップの際こんな質問を受けました。



太鼓ってやっぱり筋力ですか?



なるほど~



シンプルだけど、確信をついた質問ですね。



答えはかんたん。


太鼓は筋力ではありません。



では、何でしょうか?



はい、太鼓は“脱力”です。



これって太鼓に限らずどんな世界でも
同じような事言われていませんか???



そう、先日私たちはライブで歌を歌い言になり、
歌の先生にレッスンを受けました。


その際言われた事。


のどにチカラが入ると力んだ声、
のどで声が詰まってしまうからのどをリラックスしてお腹から声を出す


一生懸命がんばって歌おうとすればするほど、


力んでしまって逆効果になる。


そういう事です。



そのほかもいろいろありますね。


今、ちょうど甲子園の真っ最中!


野球のピッチャーの解説なんかでも
力まず腕がよく振れているなんてこと言われますし


身体だけではなく、人の心も同じで


心が力んでがんばろう!がんばろうとしすぎて
うまくいかないときは、逆をやるとうまくいくと聞いたことがあります。


頑張って→ダメだとしたら


その逆をやればいい。


頑張らない→うまくいく。




太鼓もまったく同じです。


私たち普段の練習でかならず基礎練習をおこないます。


私たちが行う“基礎練習”とは、


①早く打てる
②正確に打てる
③カタチよく打てる


ではなく、

ただ一つ、“良い音を出す”


この事を目標に基礎練習をしています。




そして、この“良い音”を出すために必要なのが


“脱力”なんです。



もちろん、最初から最後まで
チカラを入れなくていいという事ではないです。


チカラを抜く、抜ききるポイントがあります。


それは、太鼓の打つ、音が生まれるその“瞬間”です。



その一瞬までは精神もエネルギーも最大限に高め
音が生まれるその瞬間にすべてを“解放”してあげる。


そうすることで、良い音が生まれます。


目の前にある太鼓に生み出したエネルギーを素直に“預ける”



そんなイメージです。


心も身体もリラックス^^;



分かっていてもがんばっちゃう!


チカラを抜くことは怖いですからね。


目の前にある人、モノを信じきれないと
チカラを抜く事はなかなかできませんから。


まずは、自分を信じて周りを信じて
リラックスすることを訓練ですね(^^♪



今日もリラックスして
よい一日をヽ(^o^)丿