2015年2月8日日曜日

無駄を省くのではなく、無駄を知る事・・・それが次への第一歩。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日は三宅太鼓、芸能同志会津村さんによる
ワークショップでした。

今回でご縁をいただくのは3度目。

私も主催ながらひそかに!?
参加させていただいており、

毎回あたらしい気づきと発見に
驚かされるばかりです。


三宅島に190年の歴史と伝統を持つ芸能。


この太鼓の歴史は190年にもなるそうです。


やはり日本の伝統芸能の根源にあるのは“音”そのものでした。



日本には、昔から“心技体”という言葉がありますね!


今回3度目の講習でしたが、あらためて
そんな想いを強く感じました。


すべての中心には“音”があり、
その“音”を極限にまでつなげる行為。


心、技、身体、そして太鼓の場合はさらにプラスして
“太鼓”そのものがあり、“バチ”がある。


すべてが一つにつながってあの極限の“音”が生まれている。



よく“無駄を省け”と言いますが、


無駄というのは省くことではなく、
“知る”ことが何より大事なのではないかと・・・


何を省けばよいのか分からなければ
次の世界は絶対見えてこないです。


省こうとすればするほど、きっと
身体や心に緊張が走り、結局本質は見えてこない気がします。


いずれにしても鍛錬は必要ですが、
たった一つの“音づくり”という行為の中に

奥深い伝統の世界を感じた
すばらしいWSでした。


また次回のお話もいただきましたので
今回残念ながらご参加できなかった皆さんに

ぜひこの“音”を体感いただける
機会を作りたいなぁと思っております(^^)/




ありがとうございました!