2014年10月27日月曜日

行ってきました佐久島へ(^^)/

こんにちは、六代目彌市です(^^)/

2日間店を留守にし、いろいろご迷惑おかけしましたが
無事に帰ってまいりました(^^)


今年で6回目となりました
佐久島太鼓フェスティバル!


いや~!


やっぱり島はいいですね~


三河湾、約20分の船旅でとても近い
佐久島ですが、島へ渡ると空気も環境も一遍!


今年も佐久島満喫してまいりました(^^)/


今回はそんな佐久島レポート
写真を中心にお届けしたいと思います!


まずは何と言ってもこちら>>>
佐久島行フェリーに太鼓を積み込んで出発!

佐久島行きチャーター便に太鼓をたくさん積み込んでいざ!



三河湾、約20分の船の旅(^^)/


こちらメンバーのボンさん!
船にゆれる太鼓を守っているのではありません(>_<)

極度の酔い症のため、活きるか死ぬかの戦い中です(笑)

そんなこんなで無事に佐久島到着!

佐久島東港

島へ渡るとすでに
祭りの太鼓準備がされてました(^^)/



本来の佐久島の太鼓は地元八釼劔神社で行われる
祭礼ですが、このフェスティバルでは特別に
ステージで演奏披露くださいます(^^)


使う太鼓は、まさにこの地域特有の太鼓!

ご覧くださいこれが通称、小〆(コジメ)太鼓と呼び
胴体はなんと真鍮製なんです(^^)


この太鼓は大変地域性のある太鼓で、
全国でも当店ともう一軒の太鼓屋さんしか

作ることができない特殊な太鼓です。


皮も一般的な絞め太鼓と違い
極限まで張り上げ、一種の破裂音に近いところまで
12本のボルトで締め上げ、さらに竹バチでアタックするという叩き方(^^)/

それに合わせるのが
このとっても変わったバチでたたく大太鼓の打込み。

現地の人はバチではなくブチと呼びます


現地の方は、これをバチと呼ばず

太鼓にぶち当たりにいくというイメージから
ブチとよぶんですね


佐久島の太鼓の名人である三宅さんが
今回もいろいろと教えてくださいました(^^)/

こちら佐久島の太鼓名人:三宅さん(^^)/


そんな島の伝統太鼓は、
しっかりと地元の子供たちに受け継がれています!

佐久島太鼓保存会ジュニアのみなさんの演奏




こうして、きちんと伝統が継承されている事が
私たちにとって何よりうれしい事です。


そして、このフェスティバルに参加いただいた
チームの方々に、またご来場いただいた方々に

すばらしい伝統の音を披露くださいました(^^)/


やはり、伝統の音の中には
常々わたしが伝えている太鼓の本質である“音”がやどってます。


というか、むしろこの方々には本質しかありませんので
もう、すさまじい太鼓エネルギーです(>_<)


そんな素晴らしい演奏を、参加させてもらった
子供たちも刺激を受けたと思います!(^^)!





そうそう!島の少し内陸にあり
参加者もなかなか足を運ぶことも少ない


島の守り神である八釼劔神社は、
やはり不思議なパワーを感じる場所でした。

八釼劔神社

当日の早朝にフェスティバルの成功と安全を祈願してまいりました(^^)/



さて、実際のフェスティバルは
今年も大盛況(^^)/






海岸ステージなので目の前は海!





ただ!

本当に本当に残念ながら今年は少し途中雨があり(>_<)


お客さんや演奏者が一時対応しなければならない
場面がありましたが、


地元の守り神への願いが通じたのか
最後は再び晴れ間が広がり無事フィナーレを

迎えることが出来ました(^^)/



今年も佐久島のみなさんに本当にお世話になり
素敵な思い出と共にかえってまいりました!


参加いただいたチームの方々、
ご来場いただいたみなさん本当にありがとうございました(^^)/


また来年よろしくお願いします!













2014年10月21日火曜日

祭り伝統の世界に革新を・・・伝統は守るために変化する。中山神社例大祭で学んだ大切なこと。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


この週末は天候に恵まれ、各地で
いろんなイベントやお祭りが開催されましたね!


私もこの日曜日に、岐阜県恵那市の重要無形文化財となる

中山神社の大祭に伺ってきました!


中山神社大祭


この祭りは、毎年10月の第三日曜日に開催される祭りで

花馬と呼ばれる2頭の馬と共に奉納され6組の
打ち囃子組が太鼓を打ち鳴らし、

五穀豊穣、無病息災を祈願するそうです



2頭の花馬






ここ数年、地区の太鼓を張り替え修理など
させていただいており、実際に祭りにお邪魔すのは
今回がはじめてだったのですが、


あらためていろんな勉強をさせていただく
すばらしい祭りでした!


まずは、その演奏スタイルと
使う太鼓!


打ち囃される太鼓は、2尺クラスの長胴に
ご存知この三河地区特有の締太鼓である小〆(コジメ)を使用。


リズムは違えど今週末私達もイベントで行く
佐久島保存会の太鼓や、一色の打込み囃子に


良く似てるんです!



小〆(コジメ)という太鼓は、
当店と知立にある太鼓屋さんしか日本全国でも
作ることすらできない、とても特殊な太鼓なのですが


言い変えればこの地域しか使わない
特殊な太鼓。


何が特殊かと言いますと、
一番の特徴はその胴体の素材。


金胴と言って、なんと真鍮でできた胴体を使うんです。


真鍮製の胴に、極限まで張られた皮を
さらに細い竹やカシのバチを使って
破裂音にも近いような、パチパチという特殊な音を出し
囃子のリズムにアクセントをつけています(^^)


これは三河地域特有の祭り
ちゃらぼこ太鼓などにも使用されますが


南は三河沿岸、そして北は
この中山神社の岐阜県恵那が最北だとおもいます。


三河湾から岐阜県の山奥まで


ルーツについては全くわかりませんが
その演奏スタイルや使う楽器が類似するには


ひとつ理由があることはわかってます。


それは“矢作川”



実は、その分布を見てみると矢作川を中心に
北から南まで繋がっているんですね~


こういう事実は面白いです(^^)




また、この祭りの本当にすごいところ!


それは、本来祭りというのは
氏子を中心にその地域の人たちだけのものだったりします。



しかし、ここの祭りには
日本全国からその太鼓を奉納すべく

太鼓打ちが集まってくるそうです(^^)/

全国から集まる太鼓打ち



地区は過疎が進む一方で、

祭りには多くの人が集う・・・




日本全国の過疎地区で祭りの存続、継承すら危ぶまれる中
この中山神社の大祭はわけが違います


そこには、伝統の世界に革新をし
伝統の灯を絶やすまいと努力される

地域の方々の並々ならぬ努力を感じました。


本来、祭りというのは女、子供はNGという
概念を外し、女性や子供たちの参加を認め、


また、本来はその地区の祭りに
言ってみたらよそ者を参加させてしまう・・・



これこそ、この中山太鼓の現在の繁栄の
最大の理由です。





私も伝統という世界にいるので、

本来ある伝統のスタイルや考え方を
変えていくというのは、本当にいろんな苦労が
あることは、よーーーくわかります。



ただ、愚直にその事をかたくなに変えない


変えられないがゆえに、


素晴らしい伝統の灯が
消えてしまう・・・


消えかけてしまう事ってたくさんあるんですね



時代の変化、またそのスピードは
私達が感じる感覚よりきっと、


ものすごく早いスピードでやってきます。


私は、“伝統を守る”というのは

“守るために変化すること”



と、常々感じています。




そういう意味でこの祭りは
祭りという本質を貫きながらも変化する


現代における新しいカタチを完璧に
やり遂げられているすばらしい祭りだと感じました(^^)


誰でも参加できますよ!


今回は私は、いち見物人として
拝見しましたが、来年はその列に参加し


太鼓を叩きたいと思います(^^)/


今回はみなさんに、その祭りの音と
雰囲気を動画でもご紹介したいとおもいます


こちらから>>>

2014年10月17日金曜日

太鼓の前では構えないでください!六代目からの大切なお知らせ。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日のブログ、過去にないほど多くの方から
反響いただきました。


私のメッセージがどのように届いたかは
わかりませんが、少なからず“何か”ヒントに

つながれば嬉しいです。


私自身、幼き頃から家業が太鼓屋で
現在は自分の仕事として、使命として

この和太鼓と向き合っていますが


毎年毎年、いや

日々その太鼓に対する感覚に
変化があります。


そして特にここ最近、自分自身の中で
その変化のスピードというか


目の前に霧のようにかかっていた
モヤが晴れていくような感覚があります。



太鼓って何度も伝えますが
やっぱり“音”なんですよね。


でも、その音って目には見えないじゃないですか~

最近気付いたのは、太鼓の音は
決して目には見えないんだけど


そこには確かなエネルギーが存在してるってことです。


スピリチュアルでもなんでもないので
ご安心を(笑)


気温とか、電気とか、気圧とか
私たちが生きるために必要な空気だって


目には見えないけどそこに必ず存在する
大きなエネルギーですよね!


それと太鼓の音も同じってことです。


太鼓の音エネルギーの存在が
ハッキリと見えるようになってきたら


ある一つの違和感というか疑問が
私の中に生まれました。




それは、太鼓を打つために必要な“構え”です。



エネルギーというのは使い方を間違えると
せっかくの良さ活かすことができませんね。


だから太鼓の音=エネルギーも
上手に使う必要があるんです。



そのためには実は!太鼓の前に“構え”ては

いけないんです。


構えないと叩けないじゃないか!と
思わずついてきてください(^^)



どうして、構えてはいけないかというと


“構える”という行為は、

その言葉の意味が現す通り


構えることで太鼓と自分の間に大きな大きな“壁”を作ってしまうんです。


その壁は、自分と太鼓の前に立ちはだかり
エネルギーを上手につなげてくれないんです。



じゃあ一体どうしたらよいか・・・


簡単です!



太鼓の目の前に立ち、
その音エネルギーを上手に活かそうと思ったら


“構える”のではなく、そのエネルギーを“包み込む”


ん~と、もっと簡単に言うと赤ちゃんを抱っこするようなイメージです(^^)


音エネルギーは命そのもの。


命という事は例えるなら赤ん坊と同じだってことです(^^)


音はエネルギーは、命そのもの。


この絵ちょっと見てみてください。


女性で出産経験のある方ならすぐに
ピンとくると思いますが


赤ちゃん抱っこするときって
みなさんどうします???


やさしく包み込み、そして赤ちゃんを絶対落とさないように
脇をすこし開いて抱きかかえますよね!



太鼓の前に立った時、これと同じ感覚を持ち
立ってほしいという事です。


だから構えるのではなく、目の前にある
太鼓は赤ん坊だと思って(笑)


やさしく抱っこしてあげるイメージで
包み込んであげてください。


そうすると!


ほら、自然と脇は開き
リラックスした状態で、自分と太鼓がまさに“一つ”なるんですよ!



これこそ、太鼓の音エネルギーを
最大限活用するための最初の一歩です(^^)


だから、決して太鼓の前に立ったら
“構え”ないでくださいね(^^)/








2014年10月16日木曜日

みなさんご存知でしたか?太鼓の胴はなぜ膨らみがあるのか?実はここに和太鼓が和太鼓たるすべてがあるんです!

こんにちは、六代目彌市です。


今日は太鼓の胴がどうして膨らんでいるのか?


何を今さら???


と、思いになる方もいると当然いますね。


だって、太鼓と言われたら昔から
その形を見てきたので、あらためてそんな事

考えることしないと思います。


でも!


よく聞いてください。



これこそが、和太鼓が和太鼓たるゆえんそのもの。


すべての神髄が詰まっているといっても過言でないのが
この胴体の膨らみに隠されていたこと!


ご存知でしょうか(^^)






胴の膨らみがもつ神髄とは!?




まずみなさん、音を表現する言葉って
たくさんあります~


例えば、

・高い音、低い音
・軽い音、重い音
・やわらかい音、硬い音
・深い音、浅い音
・音の余韻、残響



これはほんの一例なので
まだまだ音の表現方法ってたくさんありますよね


で、ここで質問です(^^)



この上にあげた例の中で、
では、いったいどの音が一番遠くまで届くか知ってますか?



ここで言う遠くというのは音が届く距離の事です。



音は空気の振動なのでまったく同じ条件で
高い音と低い音を伝えた場合という事が条件になりますが


単純に“距離”という点だけで捉えると
実は高い音より→低い音の方が距離は遠くに届くんです。



理由は、

高い音というのは空気への振動の回数が細かくて多いので
エネルギーの減少が早いから



そして、一方

低い音というのは空気への振動の回数が大きく少ないので
エネルギーの減少が遅いから遠くの距離まで届きます



という事は、ちょっと整理しますね


高い音というのは、距離は飛ばないけれど
音の届くスピードは速いという事です。


そして、

低い音というのは、距離は飛ぶんですが
音の届くスピードは遅いという事です。



分かりますか?

みなさんついてきてくださいね(笑)



例えば、そうだな~


あっ!花火大会(^^)



大きな花火のドーーーンという低い音って
花火が見えない遠い距離でも聞こえた経験ないですか


実際の花火が爆発してから、
聞こえるまでの時間てすごい時間かかってますよね!


そういう感じです


でもって、細かいパチパチなんていう
音は遠くまでは届いてこないです。




ちょっと話がズレてしまいました(>_<)が
ちょっとした音に対するエクササイズでした(笑)


で!、今日お伝えしたいのは、音の届く距離のお話ではなく

ん~と音のエネルギーの話です。



先にあげた、

・高い音、低い音
・軽い音、重い音
・やわらかい音、硬い音
・深い音、浅い音
・音の余韻、残響


この中で遠くまで距離が届くのは
低い音というのは分かりました。


では!


この中で、一番人の心に届く
音っていったいどの音がわかりますか?


さあ、いきなりハードルあがりました(^^)




それが、冒頭の和太鼓の膨らみと
とても関係しています。



この先の話を伝えるのに
先に正解を伝えなければならないので


答えをまず言ってしまいますが、


正解は、“深い音”なんです。



深い音????



さて、みなさん深い音って感じたことありますか(^^)



高い音とか、低い音はわかっても

なかなか“深い音”って言われても
言葉では理解できても実際の音がどういう音か


なかなか理解できないと思います。



でも、この深い音というのは
言葉では理解できないかもしれませんが


日本人の誰しもが持っている“感覚”です



この先、わかりやすく深い音について
解説しますね、


ちょっと話は長くなりますが

太鼓にたずさわる人だったら
絶対知っていてほしい!


そんな大切な音の世界ですので
みなさんあきらめずに最後までお付き合いください(苦笑)




こちらの図をご覧ください>>>






この図は、もし太鼓に膨らみがなかったら

どうなるかという絵を表しています。


打面中央の青色で書いた下向き↓は、
ど真ん中を叩いたときの音を基準に伝えています



もし、和太鼓にふくらみがなかった場合は
このど真ん中を叩いたとき図のように


緑の斜線がないという事になりますよね


で、緑の車線がなくなると
長方形のような形になります。


実はこの状態でど真ん中をたたくと
赤い矢印で表記した音の振幅が

対照的に反響するだけなので
縦の矢印同士と横の矢印同士が

それぞれ音を殺しあうので
結果どうなるかというと、


音が止まるというか、詰まったような感じになるんです。



実は、同じ打楽器のドラムありますよね~


この構造がまさにそうなんです。

ドラムはふくらみがない。




上記ドラム構造ご覧ください。


ほら、ふくらみがないから
ど真ん中を叩いたら、縦の矢印横の矢印が

同じ振幅で帰ってくるので音を殺して詰まった感じになります。


ここからとても大切な話です。


だから実はドラムってど真ん中叩かないんですって!


知ってました??


逆にちょっと真ん中を外して
叩くそうです(^^)


こういう事です>>>

真ん中を外すと???



どうして真ん中を外すかというと、



それは真ん中を外すと先の音の振幅を
変える事が出来るので、音が詰まらずに
余韻を創ることができるんですね。


伝わりますでしょうか・・・



これが和太鼓とドラムの最大の違いと言っても
過言ではないかもしれません。


で、和太鼓に戻ります。




もしドラムと同じようにふくらみがなかったら
音の振幅が平等なので真ん中を叩くと音が詰まります。


これは先ほどの図です>>




でも、和太鼓は上記のずとは違いますね


そう!ふくらみがあります


和太鼓のふくらみが持つエネルギーとは?





この膨らみこそ何度も何度も言ってますが

和太鼓が和太鼓たるゆえんそのもの。


和太鼓はど真ん中を叩いたとき
こういうイメージで太鼓の中に音のエネルギーが
広がっていきます>>




わかりますでしょうか?


緑色の斜線が和太鼓の膨らみの部分ですね
赤い矢印が音の広がりを表現してますが
そこまで音が広がり、伝わるんですね



これが“音の深さ”に
繋がっているんです。



これは日本人が昔から持っていた
独特の精神性や感性というのでしょうか


高い音でもなく、低い音でもなく
大きい音でもなく、小さい音でもなく
硬い音でもなく、柔らかい音でもなく


“深い音”こそが、人々の心の奥深くに響く、
届く音だということを知っていた。


だから和太鼓はこのカタチに発展したんです。




とても大事な事伝えてますので
よく理解してくださいね。


深い音が届く音だと知っていた!



という事です。


だからこのカタチなんです。



という事は、


深い音というのは単純に音が飛ぶ距離とかではないですが
人の心の奥深くに届くということです。


正解とか不正解という事ではなく

これは真実です。




音の深さについて、


また和太鼓が和太鼓たるゆえん
理解いただけましたでしょうか



もし理解してもらえたなら、


その音の深さは何より伝わるんですよ!


だから、その音の深さを
ちょっとだけでいいです


感じてみようと思って太鼓叩いてみてください。



そう思って太鼓打つだけで、

その先に広がる音の深さは絶対変わります!


先日私のブログで太鼓には目があるんだよっていう
お話ししました。


そして、その目は真ん中にあるよって
お話ししました。


それはこのエネルギーを、
音の深さを感じてほしい、届けてほしいという願いからです。



そして、その音は


人の心の奥深くに届きますから(^^)









2014年10月15日水曜日

中学校に講演講師として話に行ってきました(^^)やっぱり私は太鼓屋の子だった・・・

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今日は地元岡崎の北中学校さんにて、

学校講演?学校公演?でした(^^)



ここ愛知県の中学校はこの時期に体験学習といって
課外授業として地元企業などと連携し、社会とは
仕事とは、働くとは何かというのを体験する授業があります


今回はそんなこれから人生の選択をしていく
中学生を相手に、まさに1人ですべてをぶつけてまいりました。


ああ~


それでも緊張しながら、まずは校長先生にご挨拶と
学校の玄関に入るとこんな看板がお出迎え(?_?)

玄関出迎えの看板



あらためて背筋がピンとしましたね(笑)


“生き方講座”



今回のお話をキッカケに、あらためて
自分自身も学生時代の事や昔のこと思い出して、

今の自分がこの子たちに伝えられることを
一生懸命考えました。



今でこそ、代々続く家業の六代目として
仕事をさせていただいてますが


実は、私は長男ではありません(^^)



そして、小さいころは太鼓屋に
なるという目標も目的も夢すらなかったです。


そもそも、親父の時代は太鼓屋として
非常に厳しい時代でした。


お祭り文化の縮小や、少子化など
太鼓そのものの需要がなかったんですね~


需要がないということは→仕事がない


仕事がないという事は→生活できない・・・


よって、親父も私達子供に太鼓屋を継げとは
言いませんでした。


言わなかったというより言えなかったんですね。



だから私の学生時代は、
太鼓屋になるという選択肢すらなかったんです。


そして自分自身、中学校、高校時代に
将来の夢とか目標が本当に持てなかった・・・


みんなが学校へ行くから学校へ行き、

みんなが就職するから就職する。




義務教育という敷かれたレールを
社会に出たときはじめて外れ、地元企業に就職し


自分自身が社会というのを体験したときに
初めて自分自身の将来とか、どうなりたいのか?


真剣に考えました。


私の場合は、たまたま家業が太鼓屋であったので


家業を手伝う事を言い訳にし
会社を辞めさせてもらい、太鼓屋の世界に入ったんです。


こんなめちゃくちゃ不純な動機が
私の太鼓人生の実ははじまりなんです(苦笑)



小さいころは、太鼓にも興味なかったし、

太鼓屋やれとも言われなかったし、


何より親父も厳しい人だったので嫌いだったし(笑)


そんな幼少時代でしたね。





それでも不思議なものですね~


そんな私が今は太鼓が何より大好きで

これこそ自分の人生すべてをかけて
伝えていくべき世界だ!


なんて思って仕事してます(笑)



その人にとってのキッカケとか
タイミングって人それぞれ違います。


だから、すでに小さいころから
夢目標がある人もいれば、


私みたいにある程度、歳をかさねてから
気付く人もいる・・・


でも自分のやるべきことが何か見つかった時
気付いたことは、


ああ、人間ていうのはその人にしかできない
何か大切な使命や役割をもってこの世に誕生するんだな~ってこと。


そして、その人にしかできない
世の中や社会に役に立てることを一生懸命やりながら生きていく。


そうすることで、誰かのためだったり
世界の平和につながっているっていう事。


私はたまたまそれが和太鼓という
カタチで与えられた役割があるだけ。


これから世界に羽ばたく
将来有望な若き子供たちに、

そんな私なりのメッセージ伝ったらと思い
講演してまいりました(^^)


あっ!


そうそう、講演と言っても話だけでなく

私が伝えられるのは活きた音でもあるので
最後に1曲演奏もさせてもらいました(^^)



やっぱり私は太鼓屋の息子なんだな~(^^)/

幼きころの写真を見ながらあらためて
自らもいろんな事考えるキッカケを与えてもらえたことに感謝です!!

左→私 右→兄貴










2014年10月12日日曜日

音=自然。ニュージーランドの古い太鼓からあらためて感じたこと。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日は、西尾市産業物産フェアにて
おかざき匠の会として出展ブースを設け、

製作実演をしてました!


週末の台風接近でこの時期の大切な
各地の祭り、イベントが中止になっている地域も
あるよですがみなさんの地区は大丈夫でしょうか・・・・


さて、先日ブログで紹介させてもらいました
ニュージーランドの古い太鼓!


先方さんより、いよいよ修理に取り掛かかり
古い皮を外すことができたとご連絡いただいたので

今日は、みなさんにもお伝えしたいと思います(^^)/



まずは、無事に皮を外す作業が完了した太鼓→




やはり古い太鼓、
胴の中はノミで削られた跡が残っております。

ノミでくり貫かれた胴


ただ、ひとつ残念なことに
胴の中には作られた年や、製造者の銘は

残ってなかったそうです(>_<)






それでも、皮を外す時の木の香りだったり、


太鼓の中の人の手や、作られた人の息吹を
少しでも感じることができ、とても楽しく有意義な時間に
なったと、お話いただきました(^^)


それと同時に、もう一つ
大切なお話をしてくださいました。


それは、ニュージーランドでは
このようなくり貫きの太鼓を作りたくても、

気候や環境の違いから、こうした木を手に入れることが難しいという事。



日本とまったく同じ木の種類があったとしても
育つのが日本の何倍も早い木ばかりだそうです


だから、日本の和太鼓のように
何百年も持つ太鼓は作れないと思います・・・・



こんなお話をいただきました。



なるほどな~



日本の和太鼓って今では世界中に愛好家がいて愛されていますが

日本の和太鼓を模倣して、
同じようなカタチを作ることはできても


和太鼓は日本で作るから
和太鼓なんだ! その“音”なんだ!
と改めて感じました。







以前、イタリアで生まれたバイオリンの名器と呼ばれる
ストラディバリウスの研究をされてるテレビを見たことがあります。


その時、思ったんですね。

いくら現代の人がこれを真似しようと思っても
そりゃ無理だなと。


なぜか?


それはストラディバリウスは
その土地で生まれているんです。


楽器というのは人間の手が作り出すモノではあるけれど
自然のエネルギーと人のエネルギー、

そして、そこから生まれる“音”って


実はすべて繋がっているんです。


そこには、無理やりだったり
強制的にするのではなく


“自然”であることが何より大切なこと。


だから、いくら科学が進んだ現代の人が
機械的にその構造を学び、模倣したところで


絶対おなじ音は生まれません。


ストラディバリウスは、あの時代の
イタリアという土地だからこそ作ることができた音。




日本の和太鼓も
同じなんだな~と、今回のお話をきいて

改めて感じました。



余談ですが、最後にこんなお話も(^^)


ニュージーランドの練習場所は
りんご園の真ん中でまわりに隣家なんか
まったくないところだそうです


ところが、練習していたら
おっかない顔をしておじさんが飛んできたそうです。


そのおじさんが、家で飼っている馬が
変な行動をとっておかしくなっている、なんだ!?

と思ってきた。と・・・


日本の動物は太鼓の音にも慣れてますので
あまりそういう話は聞いたことないから


ああこれも面白いお話だな~と


土地や文化の違いって
動物も自然も、人間もやっぱり同じなんですかね










2014年10月10日金曜日

いよいよ公開ゼブラ桶太鼓!“今日の太鼓からvol.29”

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


今朝は秋らしいすがすがしい朝でしたね~

先日の皆既月食もみなさん素敵な月の写真
アップされてました(^^)

わたしはその時間練習中だったので、
一時中断し夜空をながめましたが

残念ながら雲におおわれ
見れませんでした(>_<)


それにしてもここ最近の
月は綺麗です(^^)


さて、今日はそんな美しい月に
負けず劣らずのデザイン桶太鼓!


いよいよ、先日からお伝えさせていただいている
ゼブラデザイン桶!公開いたします!


“今日の太鼓からvol.29”

ゼブラ柄カスタムデザイン桶太鼓




ゼブラデザインを要望されていることは
お伝えしてましたが、まさかこの配色とは
誰も想像できなかったでしょうか(^^)


ベースは白地、ゴールドという
コントラストで製作依頼を受けました。

白地にゴールド




オフホワイトの中に浮き出す
ゴールドのゼブラライン。


打族-DAZOKU-の知念さんの
ワイルドなイメージに合うようにと


ゴールドは“ギミック”塗装という
手法を使って表情をつけ、

たが→ゼブラ→皮裏面をコーディネート!

表情ゆたかたゴールドギミック塗装


また皮面も本漆巴デザインを入れる
こだわりでより華やかさがプラス!


皮面は巴デザイン



今回の太鼓は遠く沖縄に
旅立ちました。


沖縄の地で、活きた音
届けてほしい・・・


そんな願いを込め
銘を入れ。





伊勢湾台風に匹敵するような非常に大きい台風が
沖縄この週末に迫っているということで

とても心配です。



ただただ、被害少なく
通り過ぎることを祈るばかりです。



太鼓が渡ったことで
沖縄にいく理由ができたので

また太鼓に会いに沖縄いきたいな~


DAZOKU、知念さん
ありがとうございました!