2014年9月9日火曜日

言葉にするのは難しい“感覚”的な世界を伝える挑戦。創作太鼓の道しるべ “太鼓道”

こんにちは、六代目彌市です!(^ ^)!


錦織さん残念でしたね〜(^ ^)
今朝も早起きしてニュースを見てましたが...


でも、彼はかならずまた決勝の舞台にもどり
優勝を実現させる日がくると信じます

感動と勇気と「志」の大切さをあらためて
感じさせてくれた錦織さんに感謝と拍手を送りたいですね(^ ^)/



さて、そんな世界で活躍される日本人に
負けてはいられないと私も私のできる世界で
精一杯戦いを挑もうとしています!


いよいよ、先週から始まりました
あらたな教室事業。


今回の教室は、自分自身が主催する
初企画なんです。


第一回太鼓道。



どうして、今伝えよう、教室を開こうと
思ったか...

ここに、これからの創作太鼓会へ発信する
私自身の最大のてテーマが宿っています。




太鼓屋なんて、太鼓の仕事なんて何の興味もなかった
子供のころ...


この仕事に入って初めて感じる父の偉大さ、背中。


太鼓は単なる工芸品ではなく、その先にある“音”が何より大切なんだと気づいた事。


自分つくる太鼓の「音」に自信と責任を持ちたいとはじめた演奏活動。


日々の仕事から感じる和太鼓の、日本の「伝統」のすばらしさ。



気づいたら、10数年
私はすっかり和太鼓の世界にはまり
仕事も太鼓も大好きになっていました。


大好きな太鼓が作れて、大好きな太鼓が叩けて
たくさん仲間もできて、なんて楽しく幸せなんだろう...


そんな日々を過ごさせてもらいました。



すこし少しずつ自分の作る太鼓の音に自信が持てるようになり、
少しずつ和太鼓から伝統を学ばせてもらう中、

少しずつ、また昔とちがった違和感を感じるように
なったんです。


それは、やっぱり「音」でした。


太鼓の世界には、地元のお祭りや神社仏閣で使用される
伝統芸能としての太鼓と、

私たちが演奏活動をしているような
いわゆる創作系和太鼓といわれる新しい世界が存在します


普段仕事柄、このふたつの世界を
いったりきたりする機会が多いのですが、


伝統芸能の太鼓の「音」と

創作系和太鼓の「音」...



まったく同じ和太鼓を使っているにも
関わらずその「音」がぜんぜん違ったんです


ここから先は「感覚」的な世界で
ことばに表現することはめちゃくちゃ難しいですが

私が今回挑戦しようとしている世界は
この「感覚」的な世界を言葉にして

とにかくわかりやすく伝えたい!
そういう挑戦です。


200年、300年も受け継がれ、今なお現役で活躍する古~い太鼓から
和太鼓の本質(和太鼓にとって一番大切なこと)を学び、


伝統芸能で奏でられるその「音」から
いったい何が人の心に響き、届くのかという事を学びました。

古い太鼓から学ぶ



演奏家としては決してプロでない私ではありますが、

こういう立場にいる自身だからこそ
伝えられる役割があるんだと今確信しています


よって、今回の教室カリキュラムは
太鼓作りの話だったり、

そもそも音がどのように生まれるのかという
仕組みを学ぶ時間も作りました。


太鼓を叩くという基本の構え方や
ばちの握り方ももちろん大切なことですが


それより何より、


目の前にある和太鼓っていったい
どういう楽器なのかという事を知らないと


結果的にその先にでてくる「音」が
ただのパフォーマンスの延長になってしまう···


新たな時代に誕生した
創作太鼓の道しるべ、“道”



自分なりの「太鼓道」挑戦します



追伸。

今回のカリキュラムは全6回の
完結型となっております。
よって途中参加はできません

次回は来年4月5月6月の月2回
同じく岡崎の甲山会館で予定しています
ご興味いただけましたら次回お待ちしております(^ ^)