2013年11月10日日曜日

その音を伝える“先”に何があるか・・・

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


今日は、三宅同志会より津村さんのワークショップを開催させていただきました!

今回で2度目のご縁。


前回は完全スタッフとしてでしたので、今回は絶対やりたい!と
私も参加!(^^)!


すでにほどよい筋肉痛に襲われております(笑)





三宅太鼓は、ご存知三宅島に伝わる伝統的な太鼓です。


先日の佐久島の太鼓もそうでしたが、
その一発の音のエネルギーに心を奪われますね~


伝統芸能の太鼓の音っていうのは、たたき方やスタイル
太鼓の大きさやリズムの違いはあれど、


不思議なことにいつも共通点を感じます

それは、きっとその音を届ける先が明確なんだと思います



その音を伝える先に何があるのか・・・



これって言葉にすることは簡単ですが非常に深いし、
その気持ちがあるかないかで太鼓の音ってすごく違うと思います

伝統芸能と現代の創作和太鼓との一番大きな違いはここではないでしょうか



伝統芸能は伝える先や伝えたい事が明確にあります。
そして、その伝えたい想いを太鼓の“音”にのせてメッセージとして発信しています。

“音”そのものがコミュニケーションになっています。

➟だから音が伝わる。



一方現代の創作和太鼓は、伝えたい先が明確でなかったり
“音”をメッセージとしてとらえるというより、自分自身の表現ツールとしてとらえている


そういう意識だと残念ながら肝心な太鼓の音が伝わってこないです。


自分を表現する為の道具
➟だとその個人の意識や気持ちが前面に出て来るだけで
結局肝心な“音”が伝わってこない気がします


現代の創作和太鼓と伝統芸能ではもちろん太鼓に対する意識や
とらえかたは違うので、それは決して悪い事ではないしだからこそ
ここまで多くの方々が和太鼓に親しむ事ができてますね


現代の新しい太鼓文化がいつか、伝統と呼ばれるような
そんな歴史をつなげる為に必要なことは、
すでに何十年、何百年と伝えられたその“音”
先人たちの知恵を少し学ぶ必要があるのではないかと私は思います


その上で、あたらしい現代の音楽がつくれたら
太鼓の可能性ってもっと広がるような気がします


音の表現方法は自由ですから。 



太鼓の音の深さって深いのは重々わかっている
そんなつもりでも改めてその奥深さを痛切に感じさせられちゃいました(>_<)



今回もたくさんの方に参加いただき、こういう機会を作れてよかったです!(^^)!


うちのメンバーである零~ZERO~女性陣も
ずいぶん音がでるようになっていました!




津村さん、参加くださったみなさん
ありがとうございました!



参加くださった方と津村さんで記念撮影!(^^)!