2013年8月19日月曜日

明治41年三浦太鼓店謹製

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!


まだまだ暑い日が続きますが、最近はこの日本の暑さに

少し、からだも慣れてきたかな(>_<)



さて、夏のこの時期は秋祭りに向けた地元の祭りの太鼓準備が

忙しくなってきます!



今回は、地元安城市・桜井神社の祭礼で使用される

この三河地域特有の太鼓、その名も“コンコロ”太鼓の張り替えをさせていただきました!



過去に何度も張替えの後



この太鼓は、明治41年謹製。三浦太鼓店製です!(^^)!


胴の中にはそんな記録も残っておりました!

今から105年前にできた太鼓です。




古い太鼓はいつも私にいろんなことを教えてくれます!

そして、すごいエネルギーを感じます!



ひと言に100年といいますが、それだけの歴史を積み重ねるには

そのモノの本質と価値、生命が宿っているからこそ・・・



先人たちは、100年残したいから、伝統にしたいから

モノ作りをしていた訳ではなく、純粋に求められるものを作っていた、


ただそれだけだったと思う。





求められるものがあり、それに応える。




私達にはそのバトンをつなぐ役割と責任がある



100年、200年と受け継がれる、

そんな太鼓作りたい。




便利さを求め、効率化をはかる事や、安定性、機械化製品になっていくことは

決して悪い事ではないけれど、



効率化ゆえに失ってしまった事ってたくさんあって


じつは、そのものの本質的な価値は

手間ひまかけたその中にこそ宿っていた・・・・



そんなものってたくさんある気がします。