2013年2月21日木曜日

太鼓の“耳”

こんにちは、六代目彌市です!(^^)!

今日は太鼓の“耳”ってご存知ですか!?


現代の創作和太鼓文化では
太鼓にこの“耳”がついていることが
当たり前になってきています。


そもそもこの“耳”とはどこの部分のことでしょうか(@_@;)
 

分りますか~!?

太鼓は、強くテンションをかけて引っ張ることで
音を作っていきますが、この皮を引っ張る作業で必ず必要な個所

まさにロープをかけて強く引っ張る部分を“耳”と言います。


昔ながらの芸能や神社仏閣の太鼓ではこの“耳”と
呼ばれる部分は張り上げ鋲を打った段階でカットするのが一般的です


こんな感じでカットします!
 
 

“耳”をカットし終わった皮です
 
 


ご存じ太鼓は一度このように張ってしまったら
チューニングをすることは不可能です

太鼓の“耳”をカットせずに残すことで
もう一度締め直すことができるという利点もあり

現代の創作和太鼓で使用される方には
逆にほとんど“耳”がついた太鼓の方が一般的になっているのでは
と思います。


これは、現代の創作和太鼓文化が創造した
新しい太鼓のカタチと言っても過言ではないかもしれませんね!