2016年12月8日木曜日

叶わない夢、そんなの絶対ない。だから大丈夫あなたも諦めないで! 

こんにちは、六代目彌市です(^^)


こんなことってあるのでしょうか、、、

人生って本当にドラマのようで

自分自身の事じゃないようで

冷静に受け止める事すらできません・・・



実は、先日たくさんの方々に読んでいただいた

秋田の桶職人、五十嵐さんのお話に


こんな続きがうまれました。



それは、昨日当店に届いた

五十嵐さんの大切な大切な道具と共に添えられた

奥さん、祐子さんからのお手紙にありました。





丁寧に一つ一つの梱包された道具たちと共に

一通のお手紙が、、、





奥さんからのお手紙を読み、

私は、こんなことが本当にあるのか、、、


夢なのか現実なのか、、、

本当に自分の事じゃないようで


言葉にならない感情につつまれました。




少し文章長くなりますが、

一言一句、あやまちがないように

いただいたお手紙の内容をみなさんに知ってほしいと

今日はご紹介させていただきます。



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『五十嵐祐子さんからのお手紙』


拝啓、先日は寒い中お父さんにお参りに来て

いただきまして本当にありがとうございました。



そしてあんなにもすばらしい太鼓を

持ってきていただくなんて、その心づかいが

たまらなくうれしくって涙がでました。




あの日、お父さんの夢を見ました。

私の手をひっぱって一緒に太鼓をたたいたんです。


よほど、うれしかったと思います。

いい顔をしてにっこり笑っていました(^^


三浦さんのやさしい思いやりに心から感謝しております。



去年の今頃、

まさかお父さんがいなくなるなんて考えもしませんでした。


二人で戦った9年と8か月

心のなかにはいつも不安を感じながらも

それでも前だけを見てがんばってきました。



最後まであきらめないでよくばんばり続けたと思います。


自分で納得できた桶が出来上がった時の

あのうれしい最高の笑顔をずっと一緒に見てきた私は

とても幸せでした。




そして私もお父さんの仕事にかかわれたことは

本当に幸せなことだと思います。


あまり話ができなくなってきた時、

「お母さんともう少し一緒にいたかった」


それが最後の言葉でした。


本当にやさしくって、大好きな人でした。


去年、三浦さんと出会えたことは

何か意味があったことだと思います。



こんなにも、お父さんの作る太鼓を

愛してくれて、お父さんにとって


最後の、いちばんのそして最高のの喜びになりました。



もう少し、そしてお父さんが身体が悪くなければ、、、


そう思うととても残念です。



ぜひ、三浦さんには強い想いと情熱を持って

がんばってほしいと心から思います。


そして、本物のすばらしい太鼓を一日も早く

作ることができることを願っています。


それができるひとだと私は思います。



今まで、お父さんの仕事を手伝って目の前で

見てきた私ですが、


今、思う事があります。


もし三浦さんが時間をとることができたら、


一度お父さんの仕事場で桶太鼓を作ってみませんか??


その時は、ぜひ私もお手伝いをしたいと思います。





材料も竹、道具もそろっています。

太鼓を作りながら、お父さんのやり方をお話しできたら


何かつかむことができるんではないかと思ったのです。



生前よく、お父さんは言っていました。


モノづくりをしている人に一番必要なのは、


カンの良さ、のみこみの早さ、

絶対に手を抜かず、ていねいなモノを作る

人が作れないモノを努力して作れるようになること。


自分なりに色々工夫できる器用さをみがく、、、


その他にも色々な話を教えてくれました。



三浦さんに、私が聞いてきたことや

見てきたことをお話しできたらと思います。



もしよかったらいつでも私はお手伝いしたいと思います。


考えてみてください。


本当に色々ありがとうございました。



そして、

今後ともよろしくお願いいたします。



五十嵐祐子

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この奥さんからのお手紙は、

五十嵐さんに教えてもらいたかった、、、


私の諦めかけたその「夢」を引き戻してくれるモノでした。



もしかしたら、この世の中には

叶わらない夢なんてないのかもしれない。



本当に心の底からその事を願えば

いつか叶う時が来るのかもしれない。



それは今すぐじゃないかもしれない

何年、何十年先かもしれない、、、



それでも、その夢を願い続ければ

いつか叶う時が来るのかもしれない。



命はそこになくとも、

残された人の“想い”はこうやって

人から人へとつながっていくんです。



また一つ五十嵐さんから

大切なことを教えてもらってしまった。



おい、三浦さんよ

本気でその夢を叶えたいのならば

どんなことがあっても、最後の最後まで

あきらめるな!




一生分の宝物をいただいてしまった気がします。





お伺いした時、

仕事場の片隅に

完成させることなく立てかけられた桶の材料




一度は、私たちのもとへ

送ってもらってしまったのですが、




これは、来年この場所で


五十嵐さんの仕事場で

五十嵐さんと、奥さんと一緒に教えてもらいながら

作ろう!



そう決めました。




こんなことって

本当にあるのでしょうか、、、、



いただいたお手紙、何度も何度も読み返しました。



たった一人の出会いと

たった一つの仕事が、

人の人生を変えることがある。



五十嵐さんからは、職人としての仕事ではなく

生きる上で何を大事にしなければならないか、、、


そんな何より大切なことを

たくさん教えていただいた気がします。



これで秋田へ行く理由ができました(^^


またみなさんにご報告いたします。



今日もこの瞬間に最大限の感謝をこめて

みなさまも素敵な一日を(^_-)-☆



2016年12月7日水曜日

なぜジョブズは、黒いタートルネックしか着なかったのか?

こんにちは六代目彌市です(^^)/


先日ある方からこんな本を進められ

早速Amazonで購入しました!






はい、iPhoneやMacで知られる

世界一有名と言っても過言ではない


今、私たちの人類の生活に

多大な影響を与えたスティーブジョブズ氏を代表とする


偉人たちの“マイルール”が書かれた本です。





・ジョブズはなぜ、タートルしか着なかったのか?

・明石家さんまは、なぜ台本を作らないのか?



ジャンルは違えど、

それぞれの世界で大活躍する偉人と呼ばれる人たち・・・



こうした人たちは、必ずと言っていいほど

自分だけのルール、すなわち“マイルール”があるというのです。



先の、ジョブズで言うと


彼にとって一番の人生の“目的”は

「世界に衝撃を与えること」


だから、ジョブズは

その事に集中するために、


人生の中から、「服装を考える」という


“時間”と“エネルギー”を削除したというのです。



面白いですね~(*^^*)




“他人のルールは自分を縛るが”

“自分のルールは自分を解放する”



マイルールとは=自分だけの美学と捉えています。




生き方の“知恵”そのものですね。




みなさん、本は好きですか?




活字が苦手、読むのが苦手、、、、


そんな方も多いと思うし私も昔から本が好きだったわけじゃないです。


むしろ嫌いでしたね( ;∀;)



でも、最近はとても好きです(^^)




好き、というよりも


何のために“本”を読むのか?



という目的がはっきりと見えてきたからです。



私にとって、“本”は“太鼓”とまったく同じです(^^♪





受け継がれた“古い太鼓”というのは、


実はそこには、本のようにたくさんの“知恵”が眠ってます♬



太鼓は多くの言葉は決して語ることはないですが、


でも、


何百年と受け継がれ、

今なお息づいている“事実”がそこにあります。



そんなとき、


そんな大先輩から私はたくさんの事を学びます。



あぁ、こういう太鼓を作れば

もしかしたら自分の作った太鼓も、

100年200年と受け継がれるモノになるのかも!


と、、、



限られた人生の中で、

だれもが十分すぎるほどの“時間”を与えられているとは

思えないです。


良き急ぐわけでは決してないけれど、



それでも、限りある大切な時間、

より豊かに生きるための“知恵”が


“本”や“太鼓”は教えてくれるんですね(^^♪




ジョブズは、こうも言ってました。



“何をやっているか、ということだけじゃなく

 何をやらないか、ということにも僕は誇りをもっている”



何をしないかを決めるのは、

何をするか決めるのと同じくらい大切なことだと、、、



これだから「先人の知恵」は面白いです(^^♪




享年56歳。



日本の平均寿命からしたら

早すぎる命でありましたが


その限られた時間での功績は言うまでもありませんね。





明日の命は誰もが保証された命ではありません。



今日、この瞬間を大切に想い

自分が生まれた意味と、使命を考え続けること。


そして、その大切な時間を

どう過ごしていくのか、、、、



まだまだやるべきことは

たくさんあるようです(^^♪



今日もステキな一日を(^_-)-☆









2016年12月5日月曜日

本当に他人は変えられないのか?

こんにちは、六代目彌市です(^-^)


昨晩、珍しく子供が寝静まった後に
夫婦の時間♪( ´▽`)



実は、私たち

高校時代からの同級生( ;∀;)


ということは、


15歳から知り合いだったので
もうかれこれ20年も一緒にいるのです♪( ´▽`)


20年も経ったのか、、、


過ぎ去る時間の早さに

ただただ驚くばかりですが


お互い見た目も♪( ´▽`)

中身も変わったね〜と(笑)



まぁ、自分自身も確かに昔と今


そりゃ驚くほど変わったなぁ〜と
思う一方で、


私は、人の上に立つ立場や役割が

おかげさまでこれまで多かったので


“人が変わる”その瞬間を目の当たりにしてきました。



では、

いったい、


人ってどんなときに変われるのでしょうか???



その答えは今だから、
はっきりと言えることがあります。


それは、

“人が変わる瞬間”は、“私自身が変わった瞬間”なのです。



例えば、三浦太鼓店。



昨年の12月からスタートして
月に一度のミーティングを開いています(^^♪



ミーティングの内容は、

この一ヶ月のそれぞれ簡単な
日常生活や会社での目標を決めて
それに取り組んだ成果を発表するというもの。


私がなぜ?


このミーティングを始めようと思ったか、、、



それは、

私自身がどうしたら働いてくれるメンバーと
より良い関係性を気付けるか、、、


それが分からなかったからです。



要するに、
働いてくれるメンバーとの関係性に
少しうまくいっていなぁ〜と


“不安”を抱えていたんですね。


そりゃ〜そうですよ♪( ´▽`)


だって、そもそも三浦太鼓店は代々家族経営。


外からの人を雇う経験なんて
全くなかったところからスタートしてますから


どうやって接したら良いかということが
単純に分からなかったんです。



私は、こうした何か“問題”だなって
感じることが起きた時、


必ずその“人”に問題を探すのではなく

自分自身の中にある“問題”を探しにいくようにしています。



よく“人は変えられないけど、自分は変われる”と言いますが

まさにそれです。



問題だと感じたことに対して、

あ〜だこ〜だ言うのはとっても簡単なことですが



結局、あ〜だこ〜だ言っている人たちで
その問題を解決できている人を見たことがないです。


だったら自分自身が出来ることをやる。

それが唯一、自分自身が“変わる”ということでした。



みんな一生懸命生きてます。

私も日々一生懸命生きてます。


それでも、悔しいこと悲しいこと、切ないこと

どうしようもないと感じることが時に起きてしまうのも事実です。



そういう時は、私だって本当に悔しいです。


どうしてこんなに頑張ってるのに、、、っておもいます。



だからこそ、どうにかしてこの悔しさを乗り越えたいと

自分自身ができることを、ただそれだけを一生懸命考えて
行動してみる。


そうやって小さな一歩を積み重ねて
人の変わっていく姿を目の当たりにした時、


自分自身の変化なんかより

数十倍、数百倍の喜びが返ってきます(^-^)

不思議なものです。



私なんかに何もできない、、、


そう思わずに、

昨日より1回だけ笑顔でいる瞬間を増やすとか(^^♪

こまっている人をみかけたら、知らないふりじゃなくて

お手伝いをしてあげるとか、、、


今、この瞬間からできることって

本当に驚くほどありますからね(^^)/




結局は、そうやってお互い成長していくんですね!

人生って面白いです(^-^)


今日も素敵な1日を(^_-)-☆


2016年12月3日土曜日

なぜ日本のコミュニティは崩壊したのか?

こんにちは、六代目彌市です(^^)


昨日のブログ、

どうしても知ってほしい、、、

そんな願いをみなさん受け止めていただき

大変たくさんの方々に長文にもかかわらず

読んでいただくことができました。


本当に本当にありがとうございます。


これからも、

私には私に伝えられるコトを一生懸命考えて

発信し続けたいと思っています。

宜しくお願い致します。



さて、気持ちの良い青空の週末ですね(^^♪

みなさんいかがお過ごしですか?


三浦太鼓店は今日も支援学校の子供たちが

社会見学に訪れてきてくれたりと、


忙しい一日になりそうです(^^




昨日も、地元の中学生の子が

私のもとに取材に来てくれたのですが


その子がこんな質問をしてくれました。



現在の日本は、どうして昔ながらの文化が

うまく継承されずにいるのでしょうか、、、



中学校の子供でも

そんなことを感じるのか、、、、


聞いてみると、


この子は2歳の時から

お母さんの影響で「日本舞踊」を習っているそうです。


幼いころから日本の伝統芸能に

触れてきたことで、


現在の日本の“伝統”や“文化”の変化というモノに

気付いてきたということでした。


それにしてもすごいなぁ~と

感心しましたね( ;∀;)




私は、日本の文化で

何が昔と一番変わってしまったのか????


その事を考え続けていて

ふとあることに気付きました。




みなさんは、

どう思いますか?



昔と今、


いったい何が一番変わってしまったのでしょうか???





たくさんの要因はあると思いますが

私はその一つに“コミュニティの崩壊”を感じます。



・核家族化

・地域に人が集まらない

・一生独身





では、

なぜ?こういうことが起きていくのか?



それは、きっと

“一人でも生きていける世の中”だからだと思います。



究極、今の時代

人の協力や助けを借りずとも生きていけるんです。



でも昔は違いました。


人と人とが助け合わなければ

生きていけなったんです。


例えば家族。





はい、これ私たちの一族ですね(笑)


私は5人兄弟の次男坊で、

その兄弟の子供が今10人います(^^♪



私自身も、そんなたくさんの家族の中で

楽しく育ってきたので

自分も子供がたくさんほしいな!と

4人の子供をさずかりました(^^♪



さて、家族が多いとどうなるでしょうか?


はい、必然と“人の助け”が必要になるんです。



よって、我が家は二世帯住宅!


じいちゃん、ばあちゃんに助けてもらいながら

元気に子供たちは育っています(^^





例えば、地域


仕事柄、各地域の祭りを見に行ったり、

参加させていただくことがたくさんあります。



もちろん、こうした地域も

少子高齢化のあおりを受けて

どこも人が集まらない、、、、


そう嘆いています。



確かに、そうかもしれません。



でも、そんな時代でも

田舎であっても、、、


まだまだ多くの人が集うそんな祭りもあるんです!



そういう活性している地域の特徴は、

人々が“助け合い”、“協力”しないとできない、、、、


まさにそういう祭りです。



これは、ご縁あって今年太鼓を新調させていただいた

四国中央市土居の秋祭り。


ここは、まだまだ多くの子供たちから若者が

地域に集い育っています。



どうしてだろう???


そう改めて考えると、

祭りの中心にあるこの写真の2トンにもなる太鼓台を担ぐためには


人と人が協力しあわなければ

絶対に!上げることができないのです。



一人のチカラでは、何もできないし生きていけない、、、

人と人とが協力し合い助け合う事の大切さと

その意味を身体をもって感じさせてもらえる瞬間があるんです。




確かに、現代は

すべてが何不自由なく便利な時代になりました。


だからこそ一人でも生きていける

そうなってしまうことも確かです。



それでも、やっぱり

人と人は深くつながり助け合う事で

信じられないくらい大きなエネルギーがうまれます。



その方がやっぱり楽しいし、豊かです。



これから、どんどん私自身


自分一人でやれることじゃなくて


たくさんの人を巻き込まなければ絶対できない事


それを“夢”にして

それを多くの人たちとカタチにする!


そんなつながりを作っていきたいと思いますね(^^♪



今日もステキな一日を(^_-)-☆



2016年12月2日金曜日

日本のみなさんに知っててほしい人がいます。

こんにちは、六代目彌市です(^-^)


いよいよ12月ですね〜


あっという間の1年で、
年を重ねるたびに「時」の大切さを

身にしみて感じるようになりました(^^♪



今年1年の自分自身のテーマ「走る」を掲げ

まさにフルマラソンからの挑戦にはじまり、


新たな桶作りの修行の道へと
本当に走り続けた1年だったなぁ〜と、、、




さて、今日は
そんな桶作りのお話です。


正直、今回のブログはうまく話を書ける、
まとめられる自信が全くありません。


でも、
どうか多くのみなさんにこういう方がいたこと、


そして、こういう人たちが日本の文化を作り
守ってきたということを知ってもらいたい。


見て聞いて感じたことを
私自身も忘れないために心のスケッチとして


今日は書き留めておきたいなと思ってます。

長くなると思いますので
お時間あるときにでも読んでいただけたら幸いです。

今日、私は大切な人に「感謝」を伝えるために
秋田県へ一人旅に出てきました。


飛行機は大嫌いです(ーー;)


大切な人。

それは、先日お亡くなりになられた
秋田の桶職人、“五十嵐修さん”です。



私がいま、なぜ?桶づくりをしているのか

それは先日こちらのブログで詳しく説明
させていただいたので、

まだ知らないという方は
ぜひこちらの記事もお読みいただけるとうれしいです。

なぜ?私が桶づくりをはじめたのかブログ>>>




実は、今年の1月から始めた桶づくりですが

去年まで三浦太鼓店の桶はすべて


先ほどご紹介した秋田の桶職人

“五十嵐修さん”に頼んでいたのです。



そんな五十嵐さんに私がはじめて

直接お会いしたのが、2015年

昨年の夏のことでした。





何年もお仕事をしていただいていながら、


秋田と愛知、


同じ日本とはいえ、そう簡単にうかがえる距離で

なかったこと、


そして、もうひとつは実は私たちは

“ある会社”を通して五十嵐さんの桶を

買わせていただいていたので


去年まで東北の方が作ってくれているという
ことは分かっていたのですが、


どなたが作ってくれているのか?


知らなかったんです・・・




そこからなぜ五十嵐さんと分かったか?


ここにも一つドラマが。



桶を発注していた購入先の会社さんに、

どうしてもお客様から急ぎでお願いされているので

明日、三浦太鼓店に到着してないと間に合わない、、、、



そう伝えると、


では、職人から直接送らせるようにしますと、、、


すると、

送られてきた段ボールには当然


“送り元”となっているお名前が記載されていたのです。




今でも、お名前が分かった時の親父と二人で

感動したことは忘れません。



これでお礼を伝えに行ける!



すぐに秋田へ旅立つ準備をしたのが

去年のことでした。




五十嵐さんに会いに行った目的は2つありました。



一つは感謝を伝える事。

もう一つは、桶づくりを習いたいとお願いする事。



当店では自分たちで桶は作れなかった分

いろんな人に、様々な桶をこれまで頼んできました。



そして、何が良いのか、


太鼓にしたときに誰が作ってくれる桶が

一番いい音がするのか、、、、



いろいろと試した結果、

五十嵐さんの桶が抜群に素晴らしかったんです。



だから、その事をご本人に感謝を伝えたい、


そして、ご高齢でしかも後継者もみえないと

知っていたので


できることなら、

その伝統、文化を後世に残したいと思い


桶づくりを教えてもらえませんか?


そうお願いしに伺いました。



代々続く桶職人の家系。


秋田の杉と風土、歴史や文化が

このすばらしい“音”につながっていること。


私たちは、いつも何より大切にしているのは


“音”なんです。


このすばらしい“音”を守るには

このすばらしい桶を守ること以外に道はない。


そう確信していました。



でも、


残念ながら五十嵐さんから直接

桶づくりを習う夢はかないませんでした。



“教えることはできない”


そう断られてしまったんです。



それが昨年の8月のこと。


そこから今の師匠に出会い、

今年の1月から桶づくりをスタートし


いつかもう一度

ある程度知識と経験がそなわったら


五十嵐さんに頼もう!


そう思ってました。



突然の悲報は、

今年の9月のことでした。



五十嵐さん、


実は9年も前からがんを患っておられて、


入院と治療、投薬を繰り返していたそうです。


知らなかった、、、、



お身体が体調悪くて

たまに検査入院だというお話は

聞くことがあったのですが



まさか、

そこまで悪かったとは

想像もしてませんでした。



悲しみというより、


あぁ、


これでまた一つ

日本の大切な財産、タカラを失ってしまったなと、、、、



伝統や知恵、経験や技術は


お金じゃ買えませんから。


積み重ねた時間、

お金じゃ買えませんから。



私は、ただただお礼と感謝を伝えたくて

昨日の秋田への旅となりました。



そして、この太鼓をプレゼントしたかったんです↓





この桶は、

実は三浦太鼓店に唯一、試作品として残っていた

五十嵐さんが作ってくださった桶太鼓。


それに、この三河仏壇の職人たちが

漆と金箔塗装で仕上げてくれたモノ。


桶はたくさん作って残っていても、

きっと太鼓はないはずだと、


五十嵐さんの功績を残したい、、、

そう思いこれを太鼓にしてプレゼントしてきました。





胴体の中には、

五十嵐さんの証と私の記録が重なります。


分かりますかね~


写真下部に、えんぴつで

三と一のようなマークが書かれてますが


これが、五十嵐さんの証だそうです。




自分が作ったものがちゃんとわかるようにと、

かならず五十嵐さんの桶にはこのマークが入ってます。


職人の魂そのものです。



奥さんにこの太鼓をプレゼントし

とても喜んでいただけたのと同時に

いろんなお話を聞かせてもらいました。




これは、五十嵐さんが20代のころ

はじめて作った桶だそうです。


仏壇のお花が飾られてました。




これは、とても大きなお風呂です。




これは、奥さんの慎重と体系に合わせた

風呂桶だそうです。


介護用の風呂桶で、

身体にあわせて入りやすく安全な作りになっているそうです


いつか、介護が必要になったらと

五十嵐さんが残してくれたそうです。



まだまだ奥さんはいろんな話をしてくれました。


五十嵐さんとの出会いや、

二人で行った最後の北海道旅行の事、、、、



去年私が訪れた次の日から

2週間ほど、夫婦で二人北海道旅行へ行ったそうです。


仕事人間で、

休みなんてまったくない人だったので

その時から奥さんは何か変だと感じていたそうです。



仕事場も見せていただきました。





まだそのままキレイに残されてました。


いつでも仕事ができるようにと

奥さんが五十嵐さんのお写真と、

桶の注文書まで置かれて、、、


なんと、その注文書のトップは

三浦太鼓店からのモノでした、、、、




きっと、天国でも

すばらしい桶を作ってみえるんでしょうね。



病気が悪くなりながらも

体調が少しでも良い時は

最後の最後まで家で仕事の手を休めようとは

しなかったそうです。



そんな、作業場のはしっこに

まだ完成されていない桶の材料がありました。




お母さん、

この材料はもらうことできませんか?


ぼくに完成させてください。


そうお願いすると、

それは主人も喜ぶと思いますと


なんと、いただけることになりました。


それどころか、

三浦さんがはじめられた桶づくり

道具はどうされてますか?


使える道具があれば持っていってくださいと、、、


え!


本当ですか?



嬉しさ半分とまどい半分。


職人にとって道具は命と一緒。



それでも、

五十嵐さんの魂を構成に伝えるために

五十嵐さんと共にこれからも伝え続けたい。


どれだけでも

使えるモノは持って行ってくださいと


お母さんは言ってくださいましたが、


天国にいる五十嵐さんがそれでは

仕事ができなくなってしまうと思い


同じ道具が2つあるモノを

それぞれそのかたわれをいただくことにしました。


いただたい貴重な道具。



一生の宝物です。


五十嵐さんから直接教えてもらう夢は

叶いませんでしたが、


言葉じゃなくっても

たくさんの事を教えていただきましたから


私のもう一人の大切な師匠です。



そして、もう一つお母さんからお話されたのが、、、


実は、もう少し三浦さんと早く出会っていたら

桶づくりを教えてやれたのにな~と


そんなことをポロッと主人は話してましたと、、、



五十嵐さんには私が桶づくりを始めたことは

伝えられずに亡くなられてしまいました。



お仏前にはこんなお写真とメッセージが






“修得した技術を広く役立ててほしい・・・

 皆様との出会いに感謝を込めて大空からありがとう”




職人の“技”というモノは、

世の中の人の役に立つ為にあること。


お金儲けのためでも、自分のためでもない、

世の為、人の為にあるということ。




五十嵐さんに最大限の感謝を込めて、

ありがとうを送ります。




2016年11月27日日曜日

太鼓屋の本当の仕事。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


つめたい雨の日曜日。

みなさん今日はお休みですか~(^^


私は、今日も朝からお仕事&午後からは

下呂温泉へ遊び、、、


じゃなくて( ;∀;)


下呂温泉で演奏依頼があり

出演してきますーーー(^^♪



雨降りだけど、雪じゃなくて一安心~(^^)/




さて、いつも楽しみに見ているNHKの

プロフェッショナルという番組に鹿児島で鮮魚店を営む

門川さんがとりあげられていました。



門川さんのお仕事は、

市場に集まった魚のなから“最良”の魚を目利きし

三ツ星レストランから、地元の居酒屋まで

それぞれのオーダーに合わせて魚をおろして届けるという

お仕事でした。





中でも、これはすごいな!と感じたのは



注文を受けたお店の店主の好みやくせを

全て把握して、それにあわせた魚やおろし方をして

届けているところ。




改めて背筋がピーン!としましたね( ;∀;)




実は太鼓屋、私たちの仕事もまったく同じなんです。





使う人、地域によって“叩き方”や音の“好み”

“要望”や“こだわり”は全然ちがう。




例えば私が作ってる桶太鼓♪





①女性が使うのか

②子供が使うのか、

③男性が使うのか、、、

④担いで使うのか、

⑤セットとして使うのか、、、、



はい、これだけで実は5通りの作り方があるんです~(^^♪




これらを見極めて1台の桶太鼓を完成させるのに


実は、何枚も皮を作って

そこから一つ一つの個性を見極めて組むようにしています♪






これが、先の門川さんに例えるところの


“目利き”と同じです。




門川さんの話を聞いてて、目利きって

良い悪いをただ単純に判断するためにあるんじゃなくって



本当はその先にいる“お客様”に一番よろこんでもらえる方法を

“知る”ためにあるんだなぁ~と感じました。



そうした人の“想い”は自然と伝わりつながっていく。




多くを語らずとも伝わる信念を見たとき、


まだまだ私もやれることがたくさんあると勇気をもらいました(^^♪





今日もお仕事頑張ります!



ステキな一日を(^_-)-☆


2016年11月26日土曜日

限りある人生をより輝かせるために。

こんにちは、六代目彌市です(^^)/


昨日の夜、


長男がどうしてもTSUTAYAに行きたいと言うので

つれて行ってあげました(^^♪


何を借りるのかな~と思ってたら


このCDでした(笑)






はい、みなさんご存知


お笑い芸人のオリエンタルラジオさんの新曲です(^^♪



この歌と、ダンスを見て衝撃を受けたな~♬



歌もうまいし、

またその歌とダンスとの一体感がハンパない!



とうとう、今年の年末紅白に出場が決まったそうだ!!


そういえば、昨日知人にすすめられて

私が買った本もコレだった↓





これ今話題になっているビジネス書らしいのですが、


あのお笑い芸人キングコングの西野さんが書いた本らしい、、、



お笑い以外にそんな才能があったのか( ;∀;)



すごい!




先のオリラジにしても、この西野さんにしても


本来のお仕事は「芸人」ですよね。



その一つの才能を開花させている

だけでもすごい!ことなのに、


そこから、さらに自分の可能性を広げてる。


これって本当にすごいことだと思う。



こういう人、今の世の中にはたくさんいますよね。


もとは芸人、今や世界的映画監督北野たけしさん。



今では、ジャニーズがバラエティは当たり前の時代だけど

その世界を切り開いたSMAP。



日本中からの批判をあびながらも自らを貫き、

投げては防御率1点台、打っては3割20本という

ものすごい成績をおさめた大谷翔平。




この人たちに共通しているのは、

一つの「道」にこだわらず自らの「可能性」を

とことん磨く努力をしているってことですね(^^♪




もしかしたら、これからの時代は

こういう人たちがたくさん活躍する時代なのかもしれません。




職人の世界もそうだな~



職人って、ただ一つ唯一無二の道を突き進む!


そんなイメージありますよね。


もちろん、実際にそういう「道」的な精神は

今もとても大切なこととして受け継がれてます。


事実、私も職人という道を選びながら

太鼓演奏活動を積極的にやってると、


まわりからあーーだこーーだ言われることが多々ある。




でも、そんなことは勝手に言わせておけばいいと思ってます(笑)


逆に、私が演奏活動をもししてなかったら

三六-SABUROKU-だってこの世に生まれてなかったし

叩き手の感覚を生かした音作りだって、今もできなかったと思う。




世の中に溢れるモノにそれほど大きな「差」がなくなってきている

現代において、その道を究めたからと言って

選ばれる理由や、「個性」になるとは限りません。




そんな難しい時代ですが、


でも、見方を変えれば

今やっているあなたの本業、本職と同時に


あなたが昔からやりたかこと、

本当は好きなのに我慢していることなんかを


我慢せず!好きなだけやってみる(^^♪



そういう所から、きっと人生って新たな道を開かれるんじゃないかな~と(^^



他の誰でもない、私の、あなたの人生。


あなたは、あなたにしかできないことをやる!




無理して我慢してやる必要は全くありません。


得意なコト、興味のあるコト、好きなコト!


時間を忘れて熱中できることを探す!


そして、すでにそれがあるけれど

やってないという人は、とにかくやってみること(^^♪



歳を重ねるごとに、

1日1日の大切さが身に染みるようになりました。


限りある人生。

限りある時間。



よりあなたらしく素敵に輝く人生。



今日もステキな一日を(^_-)-☆